自動更新機能を利用して Windows XP SP2 をインストールする方法

この資料は、9月29日未明に開始されたの自動更新機能による Windows XP Service Pack 2 (以下 SP2) のインストールの流れに関して説明しています。SP2 インストール時のトラブルを未然に防ぎ、また万が一トラブルが起こった場合でも必要なファイルを損なうことを防ぐためインストールを行う前に、以下の資料を参照して、事前準備を行っていただく事をお勧めします。

Windows XP の自動更新機能によって、SP2 のインストールを行う流れは以下の通りです。

1. SP2 更新プログラムをダウンロードする
2. SP2 更新プログラムのダウンロードが終わった事が通知される
3. SP2 更新プログラムのインストール方法を指定し、インストールを実行する

SP2 更新プログラムをダウンロードする

Windows XP SP2 を適用していないコンピュータにて、自動更新機能を有効に設定していると、コンピュータをインターネットに接続している間に SP2 更新プログラムのダウンロードが行われます。ダウンロード中には、Windows XP の通知領域に自動更新のアイコンが表示されます。ダウンロードの最中に、ネットワーク接続が切断されたり、コンピュータの電源を切っても、次回ネットワークが有効となった際に、ダウンロードが続きから実行されます。もし、ダウンロードが開始されない場合には、以下のサポート技術情報が説明する原因をご確認ください。

SP2 更新プログラムのダウンロードが終わった事が通知される

SP2 更新プログラムのダウンロードが完了すると、以下のメッセージが表示されます。

更新の準備ができました。
これらの更新をインストールするには、ここをクリックしてください。

この段階で、SP2 更新プログラムがローカルコンピュータにダウンロードされている状態です。

SP2 更新プログラムのインストール方法を指定し、インストールを実行する

アイコン、もしくはメッセージ領域をクリックすると以下のダイアログが表示され、インストール方法を指定することができます。

高速インストール (推奨)

[高速インストール] を選択して、[インストール] ボタンをクリックすると、使用許諾契約書 (EULA) が表示されます。[同意します] をクリックすることで、インストールが実行されます。

カスタム インストール (詳細)

[カスタム インストール] を選択して、[次へ] ボタンをクリックすると、自動更新機能によってダウンロードされている更新プログラムの一覧が表示されます。[Windows XP Service Pack 2] のチェックボックスがオンになっていることを確認した上で、[インストール] ボタンをクリックすると、使用許諾契約書 (EULA) が表示されます。[同意します] をクリックすることで、インストールが実行されます。

使用許諾契約書 (EULA) に同意しない場合の動作

使用許諾契約書 (EULA) の画面で、[同意しません] をクリックすると、以下の画面が表示されます。その後、SP2 インストールの通知を受け取る必要が無い場合には、[これらの更新のインストールを再度通知しない] チェックボックスをオンにして、[OK] ボタンをクリックしてください。これを行う事で Windows XP の通知領域に表示されていた SP2 更新プログラムの通知が行われなくなります。SP2 を適用する際には、Windows Update サイトなどをご利用ください。既に更新プログラムの本体はダウンロードされておりますので、ダウンロードに時間をかけずに更新プログラムの適用を行う事ができます。
ご注意: Windows XP SP2 以外の必要な更新プログラムは表示されますので、ご注意ください。