実践 DTM・楽曲制作 創作編 1
さて、お待ちかねの方々もいらっしゃると思われますが、
とうとう【実際に曲を作ってニコ動にアップしていこうぜ☆】という趣旨のコーナー開始です。
余談ですが「曲を作り始める準備〜曲を作っていく手順」などなどの方で、
「見づらい、分かりづらい」・「もう少し簡潔に書かないと初心者向けとは言えないのでは?」 とのご意見などを頂戴しており、確かにもう一度纏め直す必要があると思われますので、 簡潔に画像にして、こちらに置いておきます。
無料ソフトに関しては【無料シーケンサー・無料DAW・無料VST・無料プラグイン】などが、
こちらのサイトでその多くが揃います。
サイト左の「シーケンス・DAW・MIDI音源」などの項目をクリックすると、
相当数の該当する「無料ソフト」が提示されています。
仮想ケーブルとVSTホスト、その使い方に関してはこちら
スケール・モードの知識としてはこちらを参照
あとの知識としてはジャンル別の単発単発での音楽理論・楽典的なものならばネット上にも沢山ありますが、
それ以上の「練習も兼ねた知識」という意味では、本を買って、本に書いてある指示通りに 自分でMIDIキーボードで弾くという事を、繰り返し練習した方が身に付きます。
頭でただただ難しい知識だけ覚えても、なかなか曲は作れません。
参考書などなら「練習してみましょう」のコーナーがほぼ必ず用意されてありますので、 そこで実践的な知識の使用方法を直接体で覚えた方が良いです。※ステップ入力でも良い (但し、その中から理論の規則正しさや有効性を読み解く・耳で理解する姿勢や努力も必要です)
まぁ、簡潔に纏めすぎですが、その他の知識やテクは先々で分かりやすく説明し直すことにします。
(文章で云々と言うより、実際に音を聞いてもらいながらの方が話が早いでしょうから) 十分にこっそりと裏で練習と勉強を積んでから、堂々と公共の発表の場に出て行きましょう。
つうわけで・・・じゃあ、早速作りますか(^^
今回は「詞先作曲」という方法でショートバージョンを作っていきます。
名前の通り、歌詞を先に書いて、そのニュアンスから主旋律を作る方法です。
そのデータをミクに渡して歌わせて、そのオーディオデータに合わせて、 伴奏をドラム→ベース→ボイシング系→アルペジオ(うわもの系)の順で付ける形になります。
作詞の勉強に関しては「作詞本」http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4401619382/
が最適でしょう。姉妹本である「作曲本」http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4401619390/ と一緒に読めば、詩先作曲に関する初歩の知識はこの2冊で事足ります。 (DAWを使ったDTM制作前提の話や、実践的なデータ入力法〜入力数値などの知識は除く)
但し、詩先という言葉・手法で誤解してはいけない部分が1つあります。
基本的に「歌もの(私たちが聞いている音楽)」は「AB方式」か「ABC方式」と呼ばれているもので、 AB、AB、ABと繰り返すか、ABC、ABC、ABC(または最後だけBC)と繰り返します。
つまり「1番のAメロ」とか「2番のAメロ」とか呼ばれるものですが、当然両者はメロディが同じです。
1番のAメロと2番のAメロが全然メロディが違う・・・な〜んてことは普通はありません。
ですから、ショートバージョン(1番のみを作る)場合じゃなくても、
詩先でフレーズを制作するのは1番のみになります。その先はフレーズ作曲と同じ作り方です。
ですから「詩先作曲=1番から3番までの歌詞を全て先に書かなければならない」ではありません。
まぁ、先に全部書いておいた方が楽だという人は、別に先に書いても構いませんが。。。
苦手な人にとっては、思い付かないのにムリに3番まで一気に歌詞を書こうとしてたら時間の無駄なので、
その場合は先に1番のABCのメロディで3番までの主旋律をフレーズ作曲に切り替えて作りましょう。 ・・・まぁ、どのみちボーカルに歌わせるためには歌詞が必要なので、いずれ着手することになりますが。
さてさて・・・曲を作るは良いが、テーマを全く考えていないので困りましたね。
作詞を先にやる場合は、当然「何のことについて書くか?」を一番先に考えておく必要があります。 「まだ何も考えていない」とか、そういうミスをしないようにしましょう。もし、この部分で迷った場合は、 その時点でフレーズ作曲に切り替えて主旋律を作り、ムダな時間を使わないようにするのも1つの手です。 (まぁ、今回は「詩先で作る」という約束なので、何とか歌詞を考えて作りますが)
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