女優の裕木奈江さんが離婚していたことをブログで発表

　女優で歌手の裕木奈江さんが、昨年の初めに離婚していたことを12月30日、自身のブログで発表した。裕木さんはヘアメイクアーティストと1999年に結婚し、夫婦でアメリカ・ロサンゼルスに在住していた。

　裕木さんは「2009年を振り返って、。今年もいろいろあったなぁ、、、生きているのだから毎年いろいろあるのだけれど。先ず年初めにリコンして、人生の眺めがちょっと変わった」（原文ママ）と述べ、その後はハリウッド映画のオーディションを受けたり、出演作品『White　on　Rice』の舞台あいさつや取材のためサンフランシスコなどを飛び回っていたりしていたと明かしている。

　また、腎臓結石を患ったことなどもつづっており、気が付けばあっという間に年の瀬を迎えたという。「年々欲が無くなってどうしようかと思うのだけど、2010年も必要な物を満たし、愛すべき人物や風景に巡り会えますように」と語っている。

　裕木さんは1988年、中部電力のCMで芸能界デビュー。1990年に公開された初の主演映画『曖・昧・ME』では、ヒロイン阿久津薫子を演じて注目を集めた。歌番組をはじめ『ポケベルが鳴らなくて』などのテレビドラマや、高倉健さんと共演したJRAのCMでも大きな話題を呼んだ。

　しかし、1994年に入り、事務所とテレビ番組制作会社とのトラブルや女性週刊誌を中心としたバッシング報道に見舞われ、活動の拠点を映画や舞台に移行。現在は海外を中心に活動している。

　元旦に更新したエントリーでは「今年は自分のために生きます」と記していた裕木さん。強い信念に裏打ちされたその才能が、世界でさらに開花する1年になることだろう。（編集担当：李信恵・山田武士）

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