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桂春蝶「虎Vなら甲子園で落語会」今季公約を宣言

熱狂的な虎党として知られる桂春喋

◆ 高座じゃなくマウンド上がる!? ◆

 熱烈な虎党として知られる落語家の桂春蝶(34)が3日、大阪市内でスポニチの取材に応じ、阪神タイガースが今季優勝したら甲子園で落語会を開くという“寅年V公約”を掲げた。「マウンドで落語をして終わったら胴上げしてほしい。お客さんは2010人限定で」と仰天プランを披露。前代未聞の落語会実現のためにも今年は応援に力が入る!?

◆ 新井、久保田に期待 ◆

 大阪・通天閣劇場近くの喫茶店。舞台から初笑いを届けた春蝶は、高座と変わらない流麗な語り口で公約した。

 「優勝したら甲子園のマウンドで落語会をする。2010人限定で円陣になって聞いてもらい、終わったら胴上げしてほしい」

 昨年、亡き父の名跡を継ぎ、3代目桂春蝶を襲名。ただ、今年の年賀状は襲名前の「桂春菜」あてのものも少なくなかったという。寅年に、思い入れの強い甲子園で落語をすれば、これ以上ない“襲名披露”にもなる。

 単なるアドバルーンではない。今季は優勝する自信がある。「4位の次は優勝だから」と03、05年は前年4位から頂点に立ったデータを示した上で、「城島はテレビでゴルフスイングを見て活躍すると確信した。力で持っていく。キーマンは新井と久保田。新井は北京五輪日本代表の4番。忘れたらアカン。本人も忘れてるかもしれんけど。今年は去年ダメだった人がはね返す年になる」と予測した。

 また、「次期ミスタータイガース」に桜井の名を挙げ「生え抜き選手で30発打てるのは桜井くらい」と自身に次ぐ“襲名”に期待。日本人選手で十分勝負になると力説した。

 優勝した1985年には月亭八方(61)が公約通り、気球に乗って宙を舞い、2003年には桂きん枝(58)が「交際中の女性と結婚する」との公約を守って翌年に再婚。宮崎美子(51)も六甲おろしをBGMにチアガール姿を披露するなど、これまで虎党の有名人は数々の公約を実現してきた。春蝶もそのリストに名を連ねるか。今から10月が待ち遠しい。

[ 2010年1月4日付 ]

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