結局は同じ道
2010/01/04 20:00
今年も懐かしい顔ぶれで年賀状が届いた。高校時代からの知人から もう何年も会ってもいないし、電話さえも交わしていない人が数名。そのうち 私の結婚式に出席してもらったということから なんとな〜く 毎年年賀状のやり取りをしている友人が2名いる。
二人とも 私と同じ年なので 36歳。 そのうち一人は私より先に結婚した記憶。ちなみに私は27歳で結婚した。 彼女は 短大を卒業して就職したさきが すぐに倒産したそうで、その後 大学の教授の紹介で ものすごい会社の社長秘書に再就職したそうだ。 秘書っていっても 大手なので 一人じゃないとは思う。 それなりに選ばれた人が沢山いるだろうし、そんな仕事 普通は絶対にお目にかかれることがあるはずもなく、それが故 辞めるという決断も出来ないだろう。 ま、彼女に本当のところは聞いたわけではないので どうなのかはわからないけど、結婚したからと 寿退社するなど とんでもないことだったんじゃないかなと思う。 なので 結婚後も辞めることなく続け、子供を作る選択ができなかったのかも。 それでも 人伝いに 「○○ちゃん 妹さんが子供生まれて その子みてたら自分も欲しいって言ってたらしいで。」 とか耳にしたことはあった。 で、今年の年賀状に 「昨年9月に 新しい家族が増えました」 とのメッセージが!! おお〜 それはおめでたいとなんだか ほっとした私。 彼女はとても気が利く人で、美人でスタイルも良かった。そして上昇志向が強いというか、持ち物はいつもどこかしらの高級ブランドで、嫌味のない程度の セレブ風。 セレブ風に いつも 自分を見せていたようにも思える。思えるという言い方は失礼なようだが、彼女の高校時代の生活環境を思い返してみても もともとのセレブという要素は見受けられないからだ。 普通の家庭・・・ というには難しい 少々複雑な家庭。 それでも 成績もよく ユーモアがあって明るく素敵な人。そしてきれい・・・ 結婚相手も いただいた結婚報告ハガキではめちゃ男前だった記憶。 普通に結婚、出産、育児 そういうごく普通な感じに進むにはもったいない 私さえそう思う。 しかしながら 所詮 女がたどり着ける頂点というのはみな同じな気がする。 どんなにいい大学を出て、いい就職を得て、よい相手とめぐり合い、お金があっても、 出産、育児してこそ わかる親の気持ち、母性 そして 旦那さんへの思いやりなど。 男女雇用均等法があったとしても やはり 男と女は平等であって 平等でない。それぞれに役割があるから平等になんてありえないというか。 出産を得て 彼女はさらに素敵になったんだろうな〜と なんだか温かい気持ちになった。
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