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不況でも結婚式は“聖域” 平均費用13万円増

2010年1月4日 19時51分

 不況下でもこれだけは“聖域”。結婚情報誌「ゼクシィ」の2009年調査で、結婚式、披露宴の平均費用は331万円と08年調査から4%、13万円増えたことが4日分かった。調査を始めた05年と比べると37万円の上昇。

 生活費は切り詰めながらも、人生の一大イベントでは思い切って支出。晩婚化で新郎新婦の収入が比較的高いことや、経済的に余裕のある親が援助するケースが多いことも高額化を後押ししているようだ。一軒家を貸し切って披露宴を開く「ハウスウエディング」などユニークな企画が人気という。

 挙式のほか、結婚指輪(平均22万円)、新婦の衣装(同43万円)、スナップ撮影(同21万円)などでも費用が上昇。披露宴の招待客数は74人と、人数自体は05年以降横ばいだが、1人当たりの経費は増えている。

 新婚旅行なども含めた結婚全体の費用は433万円。これに対する親族からの支援額は平均198万円。05年からは17万円上昇している。

(共同)

 

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