最終更新: 2010/01/04 20:15

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与野党が4日から始動 民主党で鳩山首相と小沢代表が1カ月ぶりに会談

与野党が4日から始動 民主党で鳩山首相と小沢代表が1カ月ぶりに会談
与野党が4日から始動した。
民主党では、鳩山首相と小沢代表が1カ月ぶりに会談し、自民党の谷垣総裁は、5日の仕事始めを前に会見し、「衆参同日選も視野に入れる」考えを示した。
民主党本部では、代表を務める鳩山首相が、小沢幹事長や党職員を前にあいさつしたが、小沢幹事長は、あいさつを行わなかった。
民主党の鳩山代表は「小沢幹事長の指導のもとで、参院選挙、民主党としても勝利を果たさなければなりません」と述べた。
このあと鳩山首相は、小沢幹事長とおよそ20分間会談し、「政府に早く人が欲しい」と述べて、官邸や内閣の陣容を強化する法案の早期成立を求めた。
小沢幹事長は、2009年末から入院している藤井財務相の病状を尋ね、国会審議への影響も話題になったという。
2人の会談は、党としての予算の要望を除けば、1カ月ぶりのこととなる。
一方、自民党の谷垣総裁は、伊勢神宮参拝後の会見で、鳩山政権を追い込みたい考えを示した。
自民党の谷垣総裁は「解散ないし総辞職に追い込むことが、まず第1の目標」、「(衆参同日選は)選択されるのは政権側でありますけれども、ひとつ視野におく必要があるのかなと」と述べた。
公明・共産両党は、それぞれ政権運営を批判し、通常国会で追及していく構えを示した。
公明党の山口代表は、「新しい予算、中途半端な内容であります」、「公約違反というそしりは免れません」と述べた。
共産党の志位委員長は「新政権は普天間基地問題について、動揺と迷走を繰り返しています」と語った。
また、社民党の重野幹事長は、与党内での埋没に危機感を示し、「護憲の党」を強調した。
社民党の重野幹事長は「生き延びることができるのか、こんなことも考えるほどに、今わが党は、そういう意味ではがけっぷちに立っている」と話した。

(01/04 20:09)


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