中日・吉見、グラブ&フォーム変更!公園で初投げ
吹田市内の公園で初投げを行った中日・吉見 |
2010年も“進化”は続く。昨季16勝で最多勝を獲得した中日・吉見一起投手(25)が2日、実家のある大阪府吹田市内の公園で初投げした。そこで今季はグラブの構える位置を変え、色もオレンジから黒に変更して挑むことを明かした。
「去年と同じではダメ。終盤戦は決め打ちされているように感じた時もあったし、クセが出ていたのかも。工夫が必要だと思う」
心身ともにリセットするため、秋季練習最終日の昨年11月21日から“ボール絶ち”していたが、この日、解禁。約1カ月半ぶりのキャッチボールでは、1球1球、グラブの位置を確認しながら投げた。シーズン中に使うグラブは、クセが読まれにくいとされる黒に変更する入念さだ。
「久々でしたけど、思ったより投げられた。グラブの位置は、やっぱり去年までのところが投げやすかったけど、いろいろ試していきたい」
初タイトルを獲得しても慢心はまったくない。
昨季は巨人に1勝2敗と負け越した。「巨人に勝たないと上に行けないのがわかった」とG倒を新年の抱負に掲げた右腕。不動のエースへの道を着々と歩む。
[ 2010年1月3日付 ]
PR