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Bs「T-岡田」“改名元年”は定位置獲り&30発だ!

新年の誓いを書いた色紙を手に笑顔のT―岡田

◆ 「本塁打が自分の持ち味」 ◆

 今季目標は「レギュラー獲り&30発」や!オリックスのT−岡田外野手(21)が2日、スポニチに新年の決意を語った。今年で5年目を迎えたT砲は「今年の目標はレギュラー定着と30本塁打です。本塁打が自分の持ち味だと思っているので、目標を達成できるよう頑張りたい」と抱負。力強く“改名元年”の飛躍を誓った。

◆ 同世代の“看板”になる! ◆
 
 勝負の年を迎えた。普段は物静かなT−岡田だが、今年は一味違う。抱負を問われると、力強く「レギュラー定着&30本塁打」を目標に掲げた。

 同世代の“看板”になる!今年からは二神(阪神)、中田(中日)ら同学年で大卒の注目選手たちがプロの世界に飛び込んでくる。加えて、同じ高卒5年目では平田(中日)、辻内(巨人)らが自ら同様、飛躍を狙う。全員がライバル−。「同世代には絶対に負けたくない」。闘志を前面に、2010年シーズンに臨む構えだ。

 「昨年はキャンプから良いスタートが切れた。調子が悪い時も悪いなりに結果を残すことができた。3年目までつかめなかった自分の形を、つかめた1年でした」

 昨季は飛躍へのきっかけをつかんだ1年だった。ウエスタンでは21本塁打、59打点で2冠王に輝いた。そして06年以来3年ぶりの1軍昇格を果たすと、出場43試合でプロ1号を含む7本塁打を放った。1軍出場機会のなかった2、3年目には「いつクビになってもおかしくない」と危機感を募らせていたが、4年目でようやく手応えをつかんだ。球団待望の和製大砲。ようやく、その才能が開花しつつある。

 今年から「T−岡田」として新たなスタートを切る。「改名を良いきっかけにして“T−岡田”を全国区の名前にできるようにしたい」。岡田監督も「将来的には4番を打たなアカン選手」と大きな期待を寄せるT砲。今年は、和製大砲候補の真価が問われる1年となる。

[ 2010年1月3日付 ]

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