アーケードやファミリーコンピューターで発売され、多くの人がその名前を知る、任天堂のDonkey Kong。しかしこのタイトル、家庭用にはファミコン以外にもAtariのAtari400、800向けにも発売されていたりします。実はこのAtari版には以前から隠し要素があると言われており、時が経つ事26年、遂にその方法が明らかとなったようです。
隠し要素がある事を明かしていたのは、開発を手掛けたLandon Dyer氏。彼は操作やスコアを特定の順序で行うと、Landon氏のイニシャルが画面上のどこかに現れる、とブログに書いていました。しかし当の本人「隠し要素はあるけどそれはあまり価値のあるものではないし、僕もその方法を覚えていないんだ」と、すっかり忘れてしまっていたご様子。
海外サイトのDigital Pressは、その方法を発見した人には賞金の提供を約束に情報提供を呼びかけ、そして26年越しの今月、Don Hodges氏によりその方法が明らかとなりました。その方法は以下のような手順となっています。
1、ゲームをして33,000〜33,900点のスコアを得る。このスコアは新しいハイスコアとならなければならない。
2、残りのライフを全て全滅させる。しかし最後のライフは高いところから落下して死ななければならない。最後のライフが他の方法で死んでしまっては隠し要素は現れない。
3、3回オプションボタンを押し、ゲーム難易度を4にセットする。
4、数分待つと、ドンキーコングが画面を飛び越えるデモ画面が現れる。
5、その後、タイトルスクリーンに変わる。そしてLandon Dyer氏のイニシャル「LMD」が画面の下側に現れる。
こちらがその画面、確かにLMDの文字が画面に追加されています。あまり得にならない隠し要素でも、それを解明しようとしたその働きに拍手を贈りたいですね。
(ソース&イメージ: DONHODGES.COM)
関連記事 |