カブール(CNN) アフガニスタン下院は2日、2期目のカルザイ大統領が指名した24閣僚に対する信任投票で、17閣僚を不信任とした。
閣僚名簿のうち23人は昨年12月19日に提出され、その後1人が追加された。ワルダク国防相やアトマール内相ら11人は現職。来年7月からの駐留米軍撤退に向けた治安対策のカギとされている両相など7閣僚は、下院で信任された。
外相と殉教戦傷者相は依然指名されていない。外相についてはカルザイ大統領が昨年12月20日の記者会見で、スパンタ外相に続投を要請する意向を表明した。
閣僚名簿には唯一の女性として現職のガザンファル女性問題相が挙げられていたが、同相は不信任とされた。カルザイ大統領は、政権の全てのレベルで女性を登用する方針を明らかにしている。