2010年1月2日 10時14分更新
岡山県は、ことし10月から11月にかけて開かれる「国民文化祭」にあわせ、海外から文化団体を招くことを検討しています。
ことし10月30日から9日間にわたって行われる「国民文化祭」では、県内の27の市町村すべてに会場が設けられ、音楽や演劇それに美術などをテーマにしたイベントが行われます。
岡山県では、「国民文化祭」にあわせ、友好交流協定を結んでいる韓国のキョンサンナムドから舞踏団の招へいする交渉を進めているほか、中国の雑伎団を招いて上演をしてもらうことを検討しています。
また岡山市がアメリカからマーチングバンドを、倉敷市もアメリカからジャズバンドを招いて、文化祭の期間中にイベントに参加してもらうことにしています。
これらの団体を招くための費用はあわせて4000万円あまりにのぼる見通しです。
岡山県では「国民文化祭を機にふだんは交流する機会が少ない海外の文化団体を招くことで、文化交流や友好関係を深めていきたい」と話しています。