2010年1月2日 10時14分更新
岡山県警察本部によりますと、平成7年に倉敷市の住宅の焼け跡から夫婦の遺体が見つかった事件などがことし、時効を迎え、警察ではこうした未解決事件の捜査を改めて進めることにしています。
岡山県警察本部によりますと平成7年4月に倉敷市児島上の町で住宅など4棟が全焼し、焼け跡から、この家に住む当時70歳の男性の遺体と当時66歳の妻の頭部のない遺体が見つかった殺人・放火事件がことし、時効の成立を迎えます。
また、いずれも平成15年に起きた事件で、倉敷市西阿知町新田の郵便局に男が押し入り、持っていた刃物を女性客に突きつけたうえ、職員を脅しておよそ50万円を奪って逃げた強盗事件や、岡山市沼の農協の支所に刃物を持った男が押し入り、職員を縛って金を奪おうとした強盗未遂事件なども時効を迎えますが、いまだ有力な手がかりは得られていません。
いずれの事件も現場を管轄する警察署に捜査本部が設置されていて、警察では改めて事件の情報提供を呼びかけるなど、捜査を進めることにしています。