民主政権への批判渦巻く
明けましておめでとう御座います。
今年も反日勢力を斬りまくりますのでよろしくお願いいたします。
さて・・・
2010年の年頭を飾るテレビ朝日「朝まで生テレビ」は民主党政権への批判が相次いで民主党や社民党、国民新党の連立与党には厳しい討論会となった。
まず開始と同時に鳩山首相の偽装献金問題に火がつき、与党議員を除いて全員が批判を集中した。
大塚耕平、蓮舫(民主)、下地(国民新党)の与党3議員が防戦に努めるが勝ち目はない。
弁護する端から破綻してしまう。真犯人を無理に庇う弁護士のようなものだ。
事業仕分けであれほど元気で顰蹙を買った蓮舫議員もまったく元気がない。
【民主党の成長戦略】
茂木敏充(自民党議員)
「成長戦略と言っているが、これは単なる成長目標だ。戦略には①工程表②具体策③税財源の三つが必要だ。何にも無いから成長戦略と言うのはおかしい。重点分野は環境、健康とたいそうな事を言っているが、これは自民党が4月に言った事を民主党が散々批判した我々の未来戦略とまったく同じでコピーだ。あれほど批判したのに、よくこんなものを出したのかと思う」
これについては民主党も政治主導と言いながら官僚のペーパーを書き写したに過ぎないと暴露されてしまった。
森永卓郎
「こんなものは40年前のプログラムで何の役にも立たない」
民主党びいきの森永センセすら民主党批判。
勝間和代(経済評論家)
「政策には①成長②安定③再配分の3つを併用すべきだが、(民主党は)再配分の話しかしていない。再配分すれば成長するというものではない」
今や売れっ子になった勝間センセの言動に必ずしも賛成するものではないが、この指摘だけは正しい。
早い話が「子供手当て」政策で景気は回復しない。
もっとも、「子供手当て」はそもそも少子化対策だったものを、民主党の政策には成長戦略がないと批判されて、成長戦略のひとつに衣替えしたという民主党のいい加減さにも原因がある。
田原総一朗
「民主党は香山さんのいう事に近いね」
当ブログの「バカ女シリーズ」にも登場した香山リカセンセ(精神医科)が、ブータンは成長率が低くても国民総幸福量(GNH)が世界一だ。日本もマイナス成長になっても幸福度があがればいいと暴論を吐く。
旗色の悪かった蓮舫議員は援軍を得たと微笑みながらうなづく。
企業や財界の人は違うだろうがと言われて「和民」の渡辺社長が苦笑いしていた。
この渡辺社長、民主党の農業政策の弱点を突いた。
つまり、食糧自給率50%と言いながら個別補償するのは逆行だというのである。せっかく集約して生産性が上がってきたのに。高齢者が増えて日本の農業がなくなるような政策を取ってるくせに何で50%が出せのかと。
渡辺社長は言わなかったが、自民党政権は農業の集約化政策を取ってその効果が現れ始めたところだった。
そこへ個別所得補償が貰えるなら、働かなくて金を貰ったほうが良いということになり農業は衰退する。
NHK紅白歌合戦でスマップが「オンリーワン」を歌っていたようだが、ナンバーワンを目指さなければダメだと思う。
【日米関係】
森本敏氏が、鳩山首相は中国の脅威を感じていないと指摘すると、「仮想敵国」と言ってはいけないと下地議員が童顔で幼い発言をして満座で恥をかく。
田原総一郎は自衛隊が仮想敵国もなしで演習したら運動会だと反論したのは良いが、自衛隊の幹部はソ連を仮想敵国としているという。中国が仮想敵国とは口に出させないのか。
茂木議員が鳩山首相はコロコロ変って信頼が無いと批判すると、下地議員が「今の所は信頼が無いかもしれないけれど」と失言して会場は爆笑の渦。下地センセイってほんとうにおバカさんだ。
【習近平副主席特例会見問題】
宮内庁長官が記者会見したことでかえって政治問題化したと論理をすりかえる保坂展人議員(社民党。そういえば、左翼ブロガーたちはネトウヨが天皇を政治利用したと反論しているが、まったくの本末転倒である。
外務省は一ヶ月よりも前に早く習近平副主席の訪日スケジュールを出してくれといったのに敢えて中国側は無視したのかもしれないと推定する浅尾議員の言葉は聞くに値する。中国は自分達のゴリ押しが通るかどうか試したというわけだ。したたかな外交を展開する中国が考えそうな事だ。今回の結末で新政権は押せばいくらでも後退するという確証を得たに違いない。押尾氏は一度断ったのにまた認めたのはなぜか国民に明らかにする必要があるという。
【日本の取るべき道】
民主党の日米中三角形論のなかで・・・
大塚耕平議員
「日本はアメリカと中国を結ぶブリッジとなるべきだ」
かつての盧武鉉が韓国は東アジアのバランサーになると言ったのとまったく同じで、G2時代が来ると言われているなかで、米中は日本の橋渡しなど必要としていない。
浅尾議員は日本はイギリスのようにアメリカと同盟関係を持ちつつEUとも上手くやルべきだと力説。
村田晃嗣(同志社大学教授)
「アメリカを批判するのは簡単だ。しかし英語で批判する人はあまり居ない。『親米ポチ』だとか言ってる人達は絶対に英語では議論しない。日本語でしか議論しないのは座敷犬だ」
つまり座敷の中でキャンキャン鳴いている弱い犬だということだ。
日本の大学生が積極性に欠けていて質的に落ちているという意見は衝撃的だった。
森本敏
「2012年が大きな意味を持つ。米中露韓台に国政選挙がある。日本はその時までに憲法という道を乗り越えなければいけない」
大事なコメントだと思ったが全員がスルーしてしまった。
【視聴者のアンケート結果】
2010年は良い年?悪い年?
良い年になる 28%
悪い年になる 67%
良い年になる理由
①民主党に政権交代したから 57件
②そう期待したいから 50件
悪い年になる理由
①民主党に期待できないから 132件
②不況が続くから 71
③雇用情勢が不安定 36
④鳩山総理に不安がある
⑤鳩山政権は信用できない
⑥政権運営の方針が見えない 26
なんのことはない。②③を除いて合計すれば、216件が民主党にノーをつきつけているのである。
鳩山政権に一番望むこと
①景気対策
②鳩山総理の辞任
③解散総選挙
④雇用問題の解決
⑤普天間問題の早期解決
⑥マニフェストの実現
⑦外国人に参政権を与えるな 23
⑧外交に力を入れて欲しい 21
⑨政権交代
⑨頑張って欲しい
民主党政権は想像以上に国民の支持を得ていない事が分かった。
茂木議員と浅尾議員の発言に説得力があった。
この番組ではなかったが、コメンテーターが「鳩山首相は国民が始めて自分で選んだ首相だから」と言っていた番組があって驚いた。
「自民党は安倍・福田と2度にわたって首相が政権を放り出し、麻生も国民が選んだ首相ではない」という議会制民主主義を否定するような妄言とまったく同じである。
こんな嘘にだまされてはならない
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by なすのへた
元旦「朝ナマ」で民主散々