ネオロマンス15周年を記念して、ファンにとって「聖地」でもあるパシフィコ横浜にて、2009年9月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝)の3日間にわたって行われたネオロマンス １５ｔｈアニバーサリーのイベント。全6公演のうち、20日の夜の部を取材させていただいたので、印象に残ったシーンを中心にその様子をお伝えしよう。
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◆場内アナウンスも必聴！◆
今回の場内アナウンスは、チャーリー(CV：真殿光昭)・安倍泰明(CV:石田彰)・王崎信武(CV:小西克幸)・ジェット(CV:中村悠一)が登場。チャーリーによるオスカーのモノマネは絶品だった。そして、場内での諸注意を述べる時には、「非常口をPASSIONに確認し」など、ところどころに20日のテーマである「PASSION」「ORANGE」という単語を挟みながらの楽しいアナウンスとなっていた。
◆新曲お披露目☆◆
正面を見据えた浪川さんの表情からは、ユーイの真剣な想いが伝わってくる。
また、10月14日に発売予定の「スペシャルコラボ・ヴォーカル集 ネオロマンス・フレンズ」から、ユーイ(CV:浪川大輔)の「ブレないオレを見てくれ」が披露された。君の全てを抱きとめたいという、純粋な少年の心を歌った爽やかな曲となっており、一生懸命に歌う浪川さんのお姿は、ユーイそのもの。歌い終わりには「サラバだ」と可愛く決めていた。
◆エプロンお似合いですね◆
早着替えで、エプロン着用♪お玉のオレンジ色は20日のテーマ「PASSION ORANGE ~激しく情熱的な恋~」にピッタリ！
『ネオ アンジェリーク』のジェイドで甘いメッセージを聴かせて下さった後、ライヴでは、間奏になった途端すっと舞台袖に引っ込む小野坂さん。再登場した時には、フリフリエプロンにオレンジ色のお玉を手にしていた！！ピョンピョン元気良く跳ねたり、曲の終わりに「元気になった？」と問いかけるなど、ナイスパフォーマンスを繰り出し、観客を魅了していた。
◆歌謡曲？オーディション？◆
4人による「遙か、君のもとへ・・・」を聴くことができる機会はめったにない！最後のポーズも決まっている☆
第2部のオープニングは、「遙かなる時空の中で」メンバーによる「遙か、君のもとへ・・・」。本来イノリ役の高橋直純さんが歌うところを井上さん・中原さんが歌っていた。自分のパートの前に「1番 関、歌います」とアドリブをするもんだから、続く宮田さんも「2番 宮田」と一言言ってから歌うことに。遙かメンバーの腕が光っていた。
◆なかなか見られないコラボ企画◆
様々な組み合わせで繰り広げられるハーモニーに、つい聞き入ってしまった。
今回のネオロマンス １５ｔｈアニバーサリーの中で歌われたキャラクターソングでは、本来のキャストにさらに新しく他の作品キャストを迎えてのコラボも披露された。月森蓮 featuring ジュリアス・風早の「TEAR」の際には、井上和彦さんお得意のジャケットプレイを、速水奨さん・谷山紀章さんも一緒にするといったシーンもみられた。キャストの皆さんも「楽しかった」と仰っており、またぜひ他の機会にも挑戦してほしい企画となった。
◆オーブハンター４◆
オーブハンター４のチームワークはバッチリ！最後の挨拶でも、4人でハート型の手にしている。
「SILENT DESTINY」では、夜中の3時半まで練習したという見事な振付けを披露。息のばっちり合ったダンスに観客も大喜び。またエンディングトークの中では、この練習にまつわる秘話として「本気の小野坂さん」の話も伺うことができた。また「Eternal Green~君という永遠~」は、キャスト4人のお気に入りの曲で、4人からのたっての希望で今回歌う事が決定した曲だ。サビの「your love」のところでは、手をハート型にする振付を、「ずっと一緒さ」ではすっと手を差し伸べる仕草が印象的だった。
◆「ちょっと、落ち着こうか」◆
ドラマ内でのワンシーン。どんなサプライズなアドリブが飛び出すか、答えは神のみぞ知る！？
3月14・15日に開催された「星奏学院祭２」にて岸尾だいすけさんから生まれた名言「ちょっと、落ち着こうか」が今回も大活躍。ドラマ内で険悪なムードになった月森蓮と土浦梁太郎に向かって、柚木梓馬役の岸尾さんが「あのマジックワードを･･･。せーのっ」と観客に振り、お客さん皆で「ちょっと、落ち着こうか」と声を合わせて言うシーンは、何よりの名（迷？）シーンだっただろう。またエンディングトークでもこのマジックワードは何度も活用されていた。
◆ネオロマの伝道師◆
ネオロマンスイベントの名司会といえば、久遠一さん。今回の久遠さんは、ネオロマンスを布教するための伝道師「クオンシスコ・ハジメル」という設定。しかも、雨の降る中つ国からの中継より会場へと駆けつけ、そして客席前方の扉からのご登場というサプライズ。ビッグニュースの紹介の合間には、「(クオンシスコの故郷では)3年になるとB組に入りたがる」など楽しいトークで会場を更に盛り上げていた。
◆金色のコルダ３◆
ロビーの方にも、「金色のコルダ３」のイメージイラストが大きく展示されていた。
ついに発表された「金色のコルダ３」の発売。これまで舞台となっていた時から8年後の横浜で繰り広げられる物語となる。エンディングトークでは思わず「火原卒業してるよね」と言っちゃう森田成一さんと「柚木はダブります」と冗談を飛ばす岸尾だいすけさん。もちろんこれまでご出演の皆様もキャスティングされているようなので、これからの展開を楽しみにしていよう。
◆アンコールまで個性いっぱい◆
恭しいお辞儀や、手の甲への口付けなど、キャラクターやキャストの個性がキラッと光る☆
アンコールにて、キャストの皆さんが再登場する際に、お一人お一人ステージ中央で何かのパフォーマンスをされていた。例えば、小野大輔さんはヒュウガの様に跪き、そっと手を取り口付ける仕草を、また伊藤健太郎さんはウサギ跳びで出てくるなど。また投げキスをしてくださる方も多く、至福の時間となった。
他にも、オープニングで登場する時のキャラクター台詞をゲーム内で主人公と初めて会った時の台詞としていたり、キャラクターからの愛のメッセージがゲーム中のイベントやエンディングから抜粋してきたものになっていたりして、ゲームをプレイした人たちにとっては懐かしい気持ちになったのではないだろうか。
そして、会場にいて一番に感じたことは、キャストの皆さんとお客さんの一体感の強さだった。「Promised Rainbow」や「僕たちのAnniversary」では、みんなで同じ振りを踊り、一緒に歌う。それは、長くイベントを続けているからこそできることであり、「ネオロマンスが大好き」という気持ちで、キャスト・スタッフ、そして観客みんなが繋がっているような気がした。
イベントの最後には、キャストの皆様からのプレゼントとして「愛しているよ」と言っていただいたが、きっと、その言葉はお客さん、そして残念ながらイベントに参加できなかった方も含めて、全てのネオロマンスファンから、ネオロマンスに寄せる気持ちでもあったことだろう。
【ネオロマンス １５ｔｈアニバーサリー イベントレポート写真集】
【20日夜の部の出演者】
「アンジェリーク」
ジュリアス役 速水奨
オスカー役 堀内賢雄
ユーイ役 浪川大輔
アリオス役 成田剣
「遙かなる時空の中で」
風早役 井上和彦
サザキ役 関智一
那岐役 宮田幸季
葛城忍人役 中原茂
「金色のコルダ」
月森蓮役 谷山紀章
土浦梁太郎役 伊藤健太郎
火原和樹役 森田成一
柚木梓馬役 岸尾だいすけ
「ネオ アンジェリーク」
レイン役 高橋広樹
ニクス役 大川透
ジェイド役 小野坂昌也
ヒュウガ役 小野大輔
ナレーション
チャーリー役 真殿光昭
安倍泰明役 石田彰
王崎信武役 小西克幸
ジェット役 中村悠一
（敬称略・順不同）
【イベント セットリスト】
２０日 夜の部
◆第１部
・オープニング
・ソロライヴ
柚木梓馬 ／「Black＆White」
源九郎義経／「瑠璃稲妻の決意」
ニクス ／「Cruel Aria ~残酷な旋律」
ユーイ ／「ブレないオレを見てくれ」
オスカー ／「Resolution ~ずっと離さない~」
・ソロライヴメドレー
ジュリアス／「黄金のアルカディア」
~火原和樹 ／「if」
~土浦梁太郎／「太陽の粒子」
~ヒュウガ ／「凛華の如く」
~那岐 ／「孤独な街はモノクローム」
・メッセージ＆ソロライヴ
翡翠 ／メッセージ（ゲーム『遙かなる時空の中で２』より）+「水蜜桃の雫絵」
藤原鷹通／メッセージ（ゲーム『遙かなる時空の中で』より）+「青葉時雨に佇んで」
レイン ／メッセージ（ゲーム『ネオ アンジェリーク』より）+「Crazy Beat」
ジェイド／メッセージ（ゲーム『ネオ アンジェリーク』より）+「Eyes to Eyes」
・コラボ（ソロ曲）メドレー
月森 蓮 featuring ジュリアス・風早 ／「TEAR」
~アリオス featuring 葛城忍人・ジェイド／「TEMPEST ~夏の嵐~」
◆第２部
・第２部オープニング
遙かなる時空の中で／「遙か、君のもとへ・・・」
・デュエットライヴ
ニクス・ヒュウガ ／「Home Sweetest Home」
月森 蓮・土浦梁太郎・火原和樹・柚木梓馬／「CRESCENDO」
レイン・ニクス・ジェイド・ヒュウガ ／「SILENT DESTINY」
オスカー・アリオス ／「180°~Force of Passion~」
・ドラマ+メッセージ＆デュエットライヴ（★はメッセージあり）
ドラマ+メッセージ（ゲーム『金色のコルダ』より／月森・ゲーム『金色のコルダ２』より／土浦）
月森 蓮★・土浦梁太郎★・火原和樹・柚木梓馬
デュエット
月森 蓮・土浦梁太郎／「FATE ~真冬の太陽~」
ドラマ+メッセージ（ゲーム『アンジェリークエトワール』より）
ジュリアス★・オスカー・ユーイ・アリオス★
デュエット
ジュリアス・アリオス／「崖に咲く薔薇 ~Brave Love~」
・コラボ（デュエット曲）メドレー
藤原幸鷹・翡翠 featuring オスカー・火原和樹 ／「爛漫の嵐を抱け」
~レイン・ニクス・ジェイド・ヒュウガ featuring ユーイ・月森 蓮／「Eternal Green~君という永遠~」
・エンディング
ネオ アンジェリーク／「軌跡 ~the brilliant days」
金色のコルダ ／「Happy Time」
遙かなる時空の中で ／「遼遠の旅路を行け」
アンジェリーク ／「君は独りじゃない ~ALWAYS~」
全員 ／「Promised Rainbow」
・アンコール
全員／「僕たちのAnniversary」
【イベント情報】
次回ネオロマンスイベント開催決定
「ネオロマンス スターライト・クリスマス」
開催日 ２００９年１２月１９日（土）・２０日（日）
場所 パシフィコ横浜
「アンジェリーク」 “神鳥の光の守護聖” ジュリアス役 速水奨 （20日・21日） |
「アンジェリーク」 “神鳥の風の守護聖” ランディ役 神奈延年 （19日・21日） |
「アンジェリーク」 “神鳥の炎の守護聖” オスカー 堀内賢雄 （20日・21日） |
 「アンジェリーク」 “神鳥の鋼の守護聖” ゼフェル役 岩田光央 （19日・21日） |
 「アンジェリーク」 “聖獣の闇の守護聖” フランシス役 杉田智和 （19日） |
 「アンジェリーク」 “聖獣の風の守護聖” ユーイ 浪川大輔 （20日） |
 「アンジェリーク」 “聖獣の鋼の守護聖” エルンスト役 森川智之 （19日） |
 「アンジェリーク」 “聖獣の女王に仕える影” アリオス役 成田剣 （20日・21日） |
 「遙かなる時空の中で」 風早役 井上和彦 （19日・20日・21日） |
 「遙かなる時空の中で」 サザキ役 関智一 （19日・20日） |
 「遙かなる時空の中で」 那岐役 宮田幸季 （20日） |
 「遙かなる時空の中で」 葛城忍人役 中原 茂 （19日・20日・21日） |
 「遙かなる時空の中で」 ナーサティヤ役 置鮎龍太郎 （19日・21日） |
 「金色のコルダ」 “音楽科２年” 月森蓮役 谷山紀章 （19日・20日） |
 「金色のコルダ」 “普通科２年” 土浦梁太郎役 伊藤健太郎 （19日・20日・21日） |
 「金色のコルダ」 “音楽科３年” 火原和樹役 森田成一 （20日・21日） |
 「金色のコルダ」 “音楽科３年” 柚木梓馬役 岸尾だいすけ （19日・20日・21日） |
 「金色のコルダ」 “普通科２年” 加地葵役 宮野真守 （19日） |
 「金色のコルダ」 “星奏学院理事長” 吉羅暁彦役 内田夕夜 （21日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “オーブハンター” レイン役 高橋広樹 （20日・21日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “オーブハンター” ニクス役 大川透 （20日・21日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “オーブハンター” ジェイド役 小野坂昌也 （20日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “オーブハンター” ヒュウガ役 小野大輔 （19日・20日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “セレスティア教団員” ルネ役 山口勝平 （21日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “ウォードン・タイムズ スタッフ” ベルナール役 平川大輔 （19日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “セレスティア教団員” マティアス役 楠大典 （21日日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “アーティファクト財団員” エレンフリート役 入野自由 （19日） |
 「ネオ アンジェリーク」 “路地裏の情報屋” ロシュ役 木村良平 （19日） |
司会 久遠一 （19日・20日・21日） |
※順不同・敬称略 |
撮影／大山雅夫
「金色のコルダ３」のディスプレイ撮影／おとめん
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【関連サイト】
○ネオロマンス１５周年記念サイト
http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/15th/
○ネオロマンス公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/index.htm