2008年9月20日(土)21日(日)にパシフィコ横浜で開催された「ネオロマンスフェスタ ネオアンジェリーク大陸祭典(アルカディアカーニバル)」。20日の夜の部に行ってきたので、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
ドキドキのイベント会場ってこんな感じ
まず、国立大ホールに入って真っ先に目に付いたのは、エントランスに飾られていたそれぞれのキャラクターが描かれている風船で彩られたオブジェと参加キャストの方々に届いている花の数々。そして、キャストの方への手紙を受け付けるポストも用意されていました。足を踏み入れただけで、気分はすっかりネオロマンスの世界に引き込まれてしまいます。
そして更に奥に進むと、ネオロマンス関連のグッズを販売しているブースもありました。こちらでは今回のイベントのパンフレットや限定CDの他、キャラクターの声が収録されたボイスカードや限定スイーツなどが販売されています。またアニメイトのブースでも、ネオロマンスのキャラクター達の描かれたグッズや書籍、CDなどが所狭しと並んでいて目移りしそうなほどです。
また、会場の外ではコスプレイヤー達が自慢のコスプレを披露していました。今回はネオアンジェリークのオンリーイベントだったので、みなさんネオアンのキャラクターに扮し、各々に撮影会が行われていました。ゲームで攻略対象だった6人以外にも、アニメで登場した新キャラクター、マティアス・エレンフリート・ジェット・ロシュ、さらにサブキャラクターのディオン、もちろん主人公のアンジェリークとパシフィコが華やいでいました。
さぁ、祭典の開幕へ・・・
さて、開場時間となりパシフィコ横浜の国立大ホールへ。ホール内では時折、会場内での注意を促すアナウンスが流れているのですが、なんとそのアナウンスもネオアンのキャラクターです。私が参加した20日夜はジェイドとジェットのコンビによるアナウンスでした。
そしていよいよ開演時間。幕が開くとそこはまるで聖都のようでした。家々の屋根が舞台の左右に配置され、石造りの塔の屋上が真ん中にあるように作られた舞台セットに製作者たちのこだわりを感じました。
最初のオープニングでは、タナトスが出現し、それを退治する為にオーブハンターたちがやってきてくれます。ここで、公式サイトで予告されていた「ついにキャストが空を飛ぶ!?」が早速実行さていました。レイン役の高橋広樹さんが宙を舞った時には、客席からも思わず驚きの声が上がります。また、オーブハンターのみんなは自分のキャラの武器を持参。かっこよく登場してくれました。
そして、オーブハンター4といえがこの曲、第1期アニメのオープニング曲「JOY TO THE WORLD」をダンス付きで披露した後、他のキャストの方も登場です。登場の際には、キャラクターによる台詞とキャストご自身からのメッセージで、お客さんのテンションも高まってきます。最後に、ネオロマンスのイベントでいつも名司会振りを発揮してくださる久遠一さんも執事服で登場し、いよいよカーニバルの開幕です。
ニクスの魅力と楽しいアドリブ合戦
続けて始まったのは、「Arcadia's Another Story -ニクス-」 キャストが台本片手に目の前で生の演技を見せてくださるライブドラマです。今回はニクスがメインの話でした。ニクス役の大川透さんの「何気ない一日が幸運」という素敵な独白から一転、そこにヒュウガ役小野大輔さん、レイン役高橋広樹さんも登場し賑やかな雰囲気に。
「アンジェリークが夕食に何を食べたいと言っていたか?」とニクスが尋ねれば、二人が「ポトフ」だの「白身魚のマリネ」だなどと言い争いを始めます。更にエレンフリートからの電話が掛かってきて、陽だまり邸での状況を聞き「彼女はじゃがいもをふかしたヤツが好きだと言っていた」と言い出す始末…。
ニクスはこの様子を見て「料理は任せてもらえますか。」とリクエストのあった料理を全て作ることにした、というストーリー。明るく楽しい陽だまり邸の様子が伺え、客席からもキャストのアドリブに笑いがこぼれていた。
舞台が暗転し、大川さんによる歌「陽だまりの序曲」。美しいメロディを情感たっぷりに歌い上げる姿に大人の色気を感じました。
キャストの皆さんの素顔がポロリ。ゲームコーナー
ここで雰囲気をがらりと変えて、CMコーナーをはさみつつ、「BINGO★TALK in大陸祭典」ということでキャスト総出演のゲームコーナーが始まりました。
久遠さん、アンジェ役の遠藤綾さんが進行役で、高橋さん、小野坂昌也さん、平川大輔さん、中村悠一さん、木村良平さんの赤チームと、大川さん、小野さん、山口勝平さん、楠大典さん、入野自由さんの青チームに分かれての対抗戦。
スクリーンに映し出された3×3のマス目に書かれているテーマについて、あらかじめそれぞれのキャストの1人に質問をされていました。そして、舞台上では、チームの代表者1人がテーマを選び、その質問を答えたキャストさんがどのような答えをしたか3択から選ぶというもの。
この3択に正解すれば、そのテーマの書かれたマス目を自分のチームの色にでき、これを何回か繰り返し自分のチームカラーで一列揃えられたチームが勝ちというゲーム。もちろん負けたチームには罰ゲームが待っています。
途中、答えを予想するために質問タイムがあるのですが、これには各チームの特徴がよく出てました。相手に的確な質問をしていく赤チームと、「好みのタイプは?」など思いがけない質問をしてくる青チーム。
最終的に勝負の行方は赤チームの勝ち。ということで、青チームは早口言葉を言わされるという罰ゲーム。「聖都セレスティザムで新キャラ総出演の新春夕食会」というお題をほとんどの方は(ここ重要)噛まずにスラスラと言ってくれました。噛んでしまいごまかしていた人もいました。
→第二部に続く