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「ネオ アンジェリーク 大陸祭典」の意気込みも披露! アニメ『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』最終話の収録後インタビューを公開!
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「ネオロマンス」シリーズの最新アニメで、第2期放送もいよいよ物語の佳境に突入となる、TVアニメ『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』最終話の収録が都内某スタジオにて先日行われた。
Girls-Style編集部も取材を敢行し、収録直後の皆さんにインタビューしてきたので、さっそく公開しよう!
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インタビューに答えてくれたのは、遠藤 綾さん(アンジェリーク役)、高橋 広樹さん(レイン役)、大川 透さん(ニクス役)、小野 大輔さん(ヒュウガ役)、小野坂 昌也さん(ジェイド役)、山口 勝平さん(ルネ役)、平川 大輔さん(ベルナール役)、楠 大典さん(マティアス役)、入野 自由さん(エレンフリート役)、中村 悠一さん(ジェット役)、木村 良平さん(ロシュ役)、中村 俊洋さん(ディオン役)、片貝 慎監督の13人だ。 |
――『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』最終話の収録を終えた感想をお願いします。
遠藤さん:半年間だったのですが、それよりも長くやっていたような感じがします。ゲームでは声を当てていないのですが、今はゲームから自分も参加していたような気持ちです。これからもっと続けばいいのに! って願っています。楽しかったです。
高橋さん:ゲームの時から参加させていただいていますが、ゲームだったり、ドラマCDだったり、イベントだったり、それぞれやれば必ず終わって一区切りずつあったんですけれども、今回のこの区切りは正直言って切ない区切りになっています。楽しい仲間たちと作ってきたものが、今日で終わるんだなぁという気持ちが今日が一番強いです。ストーリー自体は、僕も大好きな終わり方だったので、すごい今日は……嬉しいです!
大川さん:26話の中に本当に色々な要素が詰め込まれて、盛りだくさんな内容だったと思います。終わってみると何かやり残したような感じもしますね。でも、最終回を終えても(イベントもあるので)ニクスと別れなくてすむことがとても嬉しいです。まだまだ永遠に演じられればいいなと思っています。
小野坂さん:最後の終わり方が、本当に素晴らしかったですね。今後も続けばいいなという感じのEDだったので、またED後のエピソードなどがあれば素敵だなと思っています。
一同:(笑)
小野さん:ゲームの時から大切に育ててきた作品が、こうやってアニメになって、さらに世界が広がって。一緒に成長している感じがしてとても嬉しいです。嬉しいです!
一同:2回言った(笑)
小野さん:アニメは最終回ですけれども、これから『ネオ アンジェリーク』の世界がまた広がって行くんじゃないかなぁと希望が持てるようなエンディングになっていたので、とても……嬉しいです!
山口さん:始まる前と最終回の今日で、そんなに作品のイメージは変わりませんけど、(アフレコ現場が楽しかったので)色んなイメージが変わった収録も珍しいと思います(笑) とても楽しいメンバーでした。また何かの機会にぜひ一緒にやれたらなと思います。
平川さん(ベルナール役):始まってしまったらあっという間に26話分終わってしまいました。とても早かったなぁというのが率直な感想です。もっと長いこと続けられたらいいなぁと思っています。続編が始まることを祈っています。
楠さん:あっという間に終わってしまいましたが、僕の中でアンジェリークは永遠に生き続けています。
一同:何言ってんの(笑)
入野さん:僕が最初思っていたネオロマンスのイメージとアニメのイメージは違っていて、アクションもたくさんあって。今まで思っていたものと違うんだなぁと思いました。楽しかったです。収録もすごく楽しいメンバーで……。
山口さん:(小声で)俺のこと言え!
一同:(笑)
入野さん:勝平さんがとても……とても良かったです(笑)
一同:(爆笑)
入野さん:いつも盛り上げて下さって。ありがとうございます。
中村(悠)さん:半年間あっという間でした。最後がすごく綺麗な形で終わっていて、僕としては作品の終わり方としてはすごく好きな終わり方だったので良かったです。ありがとうございました。
木村さん:最終話を終えて、この後もイベント(「ネオロマンス・フェスタ ネオ アンジェリーク 大陸祭典(アルカディア カーニバル)」)なども続いていくので、これで終わってしまうという感じはあまりないです。お話は完結しましたが、やってきてすごく勉強になることがたくさんあったし、楽しかったです。これからに向けてやる気が湧いています。
中村(俊)さん:26話、楽しく収録させていただきました。ありがとうございます。
片貝監督:アフレコは最後ということでも、制作現場は全然まだ道なかばなんですが、本当に声優の皆さんにキャラクターに魂をどんどん込めていただいて、「ああ、このキャラクターたちはこんな風になっていくのか」というのを目の当たりにして、すごく楽しい時間を過ごすことができました。本当に良かったです。ストーリーも、声優の皆さんがのってきてくださったので、最後まで走ることができました。すごく力をもらいました。現場は続きますが、アフレコが無事に終わってよかったです。
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――全体を通じて印象に残ったことや、楽しかったエピソードなどを教えてください。
遠藤さん:アンジェリークは、最初こういう作品の女の子はけっして戦わず、ずっと護られ続けるっていうイメージがあったんですが、最初からしっかりした子だったので、護られながらもちゃんと「護られっぱなしじゃイヤ」という意思が強くて、『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』では剣を持って戦ったりもしました。そんな部分にも監督が最初におっしゃった、「今までのネオロマンスとは違うネオロマンス作品を創りたいんだ」というのがすごく表れていたと思います。それもまたカッコイイし、新しいジャンルかなと解釈しています。最初は、ネオロマンス作品の現場って本当にそのままキラキラしているんだろうと思っていたんですが……。
一同:(笑)
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▲ 『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』最終話収録後のキャストの皆さん。 |
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遠藤さん:こんなにくだけた感じで、私自身もすごく居心地が良かったです。中学校みたいで(笑)
一同:中学校って(笑)
遠藤さん:最初は高校生みたいだって言ってたんですよ。それがだんだんこう……(笑) 中学生みたいに。それぐらい和気あいあいとしていて、毎週毎週スタジオに入るのが楽しみでした。
高橋さん:まだ幸せだったころの陽だまり邸で食事をしているシーンだとか、なんてことのないシーンというのが、『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』になってからまったく無くなっていますが、その前にしっかりとそういったシーンもやったことによって、陽だまり邸のメンバーの空気感ができたんだろうなぁと思いました。それが長いことやってきて今回やっと見えたという部分がありますね。いろいろありすぎて端から言ってくと時間がないので(笑) 特にそういうところが印象的でした。あとはアフレコの最初の頃のことなんですが、ディレクターからのダメ出しを聞くたびに綾ちゃんが「はぁ、なるほど!」って言っていまして。その「はぁ〜!」が、「はい!」に変わっていく様が楽しかったです(笑)
一同:(笑)
遠藤さん:1つ1つ勉強になりました(笑) 毎回メモっていました。
一同:(笑)
大川さん:アニメのオープニング、主題歌というものを生まれて初めて歌わせていただきました。しかも2曲も! 大変稀有な体験をさせていただいたので、本当にありがたいなぁと思いました。とても楽しかったです。ニクスという役に関しては、ネオロマンス的にはこんなに悪役ってあんまり出てこなかったんじゃないかなと思います。本質的にはニクスというキャラクターは悪ではないんですけれども、『ネオ アンジェリーク Abyss-Second Age-』になってからはラスボス的な役割で僕にとっても新鮮で楽しかったです。
小野坂さん:物語もすごく素敵でしたし、台本を読んでホロッとくるところもたくさんある作品でしたが、それ以上に歌をたくさん歌ったイメージが強いですね。26話には挿入歌が入るのですが、それが非常にいい歌で、リハーサルビデオに入っていたものを聴きながら、感慨にふけってしまいました。でも、一番素晴らしかったのは、若手のトレンディイケメン声優たちが僕のことをかまってくれたこと。みんな、本当にありがとうございました!
一同:うそくさい!! (爆笑)
小野さん:ヒュウガはゲームの時はすごく堅い人間で、揺るぎない人だったんですが、アニメになったら随分こう揺らぎのある人になっていて(笑) 船酔いしたり、登場シーンは半裸だったりとか(笑) 監督ー! ちょっとヒュウガで遊んでましたよね?(笑)
片貝監督:若干(笑)
小野さん:アニメではちょっとコメディ担当になっていて、自分もコメディが好きなのですごく楽しんでやれました。ただ、気合の声を「キエイ!」ってやったときに、遠藤さんが「ぷっ」っと噴出していたのが思い出に残っています。
山口さん:スタジオも本当に楽しかったです。「ネオロマンス」という世界観ながら、とてもとても楽しいスタジオでした。作品としてはルネという役が、何話の、というよりも相対するところでマティアスとの絡みが多くて、あまりアンジェリークの方へ寄ることもなく、どちらかというと教団長として自覚を持っていくということにポイントが絞られていて、ポジションとしてとても面白い役だなぁと思いながら演じていました。
平川さん:ベルナールはアニメになって、ますますケガが増えました(笑) 何も特別な力を持っていない人間として、人間なりの戦い方を表現しているベルナールを僕はとても頼もしく思っていました。『陽だまり邸にようこそ』というラジオも小野君と一緒にやらせていただきまして、毎回楽しいラジオを、リスナーの皆さんに支えられながらやらせていただいてます。そちらでは、よもや作詞作曲して(ウォードン・タイムズ社の)社歌を歌うことになるとは……(笑) まだまだこれからもラジオは続いていくと思うので、皆さんに支えていただいて頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
楠さん:すごく楽しい現場で。そんなに出番はなかったんですけれども、短い本数の中で作品を作り上げていくのは難しいなぁと。もっともっと詳しく詳しくやりたかったです。マティアスもアンジェリークを口説くこともなく。
中村(悠)さん:口説いた人いないですよ!
楠さん:……以上です。
一同:(爆笑)
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▲ キャストの皆さんの印象に残ったエピソードは? 発売中の『ネオ アンジェリーク Abyss』のDVDで復習&公式サイトを確認しよう! |
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入野さん:エレンフリートは、途中のお話で牢屋に入れられて、どん底を見たこともあり、最後どうなるのかな? このまま友達がいなくなっちゃうのかなって(笑) 心配していたんですが、最後の26話で幸せそうなエレンフリートを見ることができてよかったです。
中村(悠)さん:ジェットもアンジェリークがキッカケにはなるんですけれども、恋愛だったり、ネオロマンス作品の中に出てくるキャラクターとはちょっと違いまして、(ロボットなので)心が芽生えたり、そういうのが出てくるという主観で、普段やることがない役柄だったのですごく面白かったです。あと、我々もラジオ的なものを高橋さんと入野君と3人で1度だけやらせていただいて、そちらがおいおい「陽だまり邸へようこそ!」と入れ替わる……。
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一同:(笑)
中村(悠)さん:「財団へようこそ!」になるのではないかと思います(笑)
平川さん:そのあと、きっと「教団へようこそ」に取って替わられるんだよ(笑)
木村さん:カッコイイ男の人がたくさん出てくるのはもちろん知っていたんですが、声優さんによってカッコイイの種類があって、こんなにかっこよく演じられる皆さんがすごいなと毎週楽しみにワクワクしながら聴いていました。僕ももっとカッコイイ演技ができるようになりたいなぁと思いました。現場でのエピソードは、毎週毎週、現場が終わってお腹痛い、帰るの大変だなって思うくらい笑い転げていました。
中村(俊)さん:ヒュウガとカーライル(CV:鳥海 浩輔)の友情話で、自分の心に残っている話がありまして、皆さんの縁の下の力持ち的な役柄で貢献できたらと思って演じていました。
片貝監督:この物語を「ネオロマンス作品」の中でも新しい方向性を探っていこうというスタート地点がありまして。コーエーさんの方からアイディアメモをいただいたときに「陽だまり邸炎上」とか書いてあって(笑) えっ!? いいの!? って。それを最初は驚いて受け止めたんですが、じゃあひとつやってやろうかという感じでやった結果がこのような形になりました。もちろん男性キャラとの素敵なシーンも描きつつも、人間というか、その世界に生きているキャラクターの描写を忘れないようにやっていこうという気持ちが一貫してあって、僕も作り手でありながら何話かホロリときてしまうようなこともあって……。やってきたことは間違いじゃなかったんだなぁと思いながら最後まで突き進むことができました。本当に作り手としてはこの上なく嬉しいことですね。制作はあと数本なのですが、もうひとふんばりしていこうかなと思っています。
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――9月20日〜21日の「ネオロマンス・フェスタ ネオ アンジェリーク 大陸祭典(アルカディア カーニバル)」に向けての意気込みやファンの方へのメッセージを一言お願いします。
遠藤さん:6月の「ネオロマンス・ライヴ」を観に行かせていただいたときに、すごく楽しかったので今回のイベントも楽しんでいただけるよう、頑張ります!
高橋さん:初めてのオンリーイベントということですし、オールキャストが集まるということですので、本当に楽しみにしております。このキャストだからこそできる、何かすばらしいことをできればいいなと思っております。頑張りたいと思います。
大川さん:こんなに早い機会にオンリーイベントができるというのはすごく嬉しいなっていうのと、2日間4ステージっていうのは僕初めてなので、体調万全で臨みたいと思います。
小野坂さん:非常に溶け込めたっていう感じなので、勉強することいっっっぱいあると思うので、ステージで勉強させてもらいたいと思います! 頑張ります! メインキャスト全員出演ってスケジュールを合わせるのも大変だったかと思いますが、だからこそ、気合い入れていきますよ。ステージでもいろいろ学ばせていただくこともいっぱいあると思いますがどうぞよろしくお願いします!
小野さん:前に『アンジェパーティー』がありましたが、今回は『ネオ アンジェリーク』だけどいうことで、しかもメンバーが全員揃うのですごく楽しみですね。楽屋も(笑)
一同:(笑)
中村(悠)さん:楽しみ方間違えてるよ!(笑)
小野坂さん:(小声で)頑張るよ! 楽屋でも(笑)
一同:(爆笑)
小野さん:でもこれだけアフレコ現場が楽しいから、イベントはもっと楽しいですよ絶対。楽しくします!
山口さん:『ネオ アンジェリーク』初のオンリーイベントということで、本当に楽しみにしています。今までのイベントよりちょっと違った意味で自分自身も楽しみなので、一緒に楽しい時間を過ごせたら嬉しいなと思います。
平川さん:皆さんに楽しんでもらえるように、僕自身も楽しめるように頑張ります。
楠さん:イベントに向けて頑張ります。ハッスルします!
一同:(笑)
入野さん:前回ネオロマンス・ライヴに初参加したのですが、ものすごく楽しかったので、今回も引き続き楽しんで、皆さんにも楽しんでもらえるようにやりたいなと思っています。
中村(悠)さん:僕個人としては、初めてのネオロマンスのイベントなので、何をどうするものかさっぱりわからないんですけれども、みなさん先輩なのでみなさんの動きを見つつ、1日目は楽しみたいなと思います。2日目はみなさんに恥をかかせないように頑張っていきたいと思います。
木村さん:いろいろあるようなので楽しみです! 頑張ります!
――ありがとうございました。
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アンジェリークを中心に交錯するそれぞれの想いと、運命の大きなうねりをはらんだ物語の行方が気になる人は公式ファンサイトにアクセス!
9月20日〜21日に開催された、ファン待望のイベント『ネオロマンス・フェスタ ネオ アンジェリーク 大陸祭典(アルカディア カーニバル)』のレポートもぜひ楽しみにしてほしい! (取材・編集/板子)
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【タイトル】ネオ アンジェリーク Abyss 3 Limited Edition |
【発売元】コーエー |
【販売元】ポニーキャニオン |
【発売日】2008年9月17日 |
【税込価格】6,090円(税抜価格5,800円) |
【メディア】DVD 2枚組 |
【品番】PCBE-52902 |
【キャスト】遠藤 綾(アンジェリーク役)、高橋 広樹(レイン役)、大川 透(ニクス役)、小野坂 昌也(ジェイド役)、小野 大輔(ヒュウガ役)、山口 勝平(ルネ役)、平川 大輔(ベルナール役)、楠 大典(マティアス役)、入野 自由(エレンフリート役)、中村 悠一(ジェット役)、木村 良平(ロシュ役) ほか |
【初回生産特典】●特典DVD「CORE of Abyss」:『「アニメ女子部〜春の番外編〜」ネオ アンジェリーク Abyss 放送直前SP』を収録 ●特製キャラクターカード(イラスト:藤岡 真紀) |
【備考】初回限定生産/本編DVD:phase.06〜phase.08(全3話収録) |
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【タイトル】ネオ アンジェリーク Abyss 3 通常版 |
【発売元】コーエー |
【販売元】ポニーキャニオン |
【発売日】2008年9月17日 |
【税込価格】5,040円(税抜価格4,800円) |
【メディア】DVD |
【品番】PCBE53023 |
【キャスト】遠藤 綾(アンジェリーク役)、高橋 広樹(レイン役)、大川 透(ニクス役)、小野坂 昌也(ジェイド役)、小野 大輔(ヒュウガ役)、山口 勝平(ルネ役)、平川 大輔(ベルナール役)、楠 大典(マティアス役)、入野 自由(エレンフリート役)、中村 悠一(ジェット役)、木村 良平(ロシュ役) ほか |
【備考】本編DVD:phase.06〜phase.08(全3話収録) |
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