2008年08月22日
こんにちは。
先日、最終回のアフレコがありました。
この制作日記でも、たま〜にアフレコの様子をお伝えしてきましたが、
#1のアフレコについて書かせていただいた第7回を読み返してると、
なんだかシミジミしちゃいました。
最終回は、#1のアフレコと同じくメインキャスト全員が勢揃いしました。
26本積み上げてきた結末に相応しい、暖かでさわやかで少しホロリとしちゃう、
いい終わり方になったんじゃないかなと思います。
見ていて、ああよかったなって、素直にそう思いました。
その時から少しキていたのですが、その後、たくさんの媒体さんに来ていただいての
取材が行われまして、「26本録り終えての感想」みたいなことを
キャストの皆さんがコメントしてくださるのと聞いてると、
いろんなことが思い出されてちょっと泣けました。
アフレコが終わっても、制作が終わったわけではないのですが、
やっぱりキャラクターに命を吹き込むアフレコという工程は、
制作の工程の中ですごく大きかったんだなあ、と思います。
「ネオ アンジェリーク」の現場の空気が私はとても好きでした。
今のこの嬉しいような寂しいような不思議な気持ちはなんだろう、と思ったら、
卒業式のあの懐かしい気持ちに似ていることに気づきました。
学生という身分を離れて幾星霜、久しく忘れていた気持ちです。
でも、まだまだお別れじゃありません。
DVDの特典も取らなきゃいけないし、イベントだってあるし、
同窓会じゃないですけど、みんなでひとつのものを作らなきゃいけないものは
まだまだあるのです。
それに向けて、まだまだひたすら、前進あるのみなのです。
が、ひとまず今は、この作品に素晴らしいドラマを生み出してくれた
キャストの皆さんに、心から感謝の気持ちを捧げたいです。
本当にありがとうございました!
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
キャストの皆さんと監督で。みんな、いい顔してます!
アフレコ終了後、会社に戻ってテラスから夕焼け雲を眺めていると、
どこかでセミがツクツク鳴いてるのが聞こえました。
もうすぐ夏も終わりだなー、アフレコも終わっちゃうし夏も終わっちゃうし、
なんだか寂しいなー、なんてシンミリしてたら、いつの間にか
3箇所も蚊に食われてました。不覚。
投稿者stuff abyss:2008年08月22日 15:00