一家に一匹守り神!大人気ライトノベル『我が家のお稲荷さま。』アニメ化♪ |
2008年04月13日(日曜日) |
大人気のライトノベル『我が家のお稲荷さま。』がファン待望のアニメ化決定!4月より放送がスタートする本作のアフレコ収録現場で、メインキャスト陣から番組への印象や魅力を語っていただいた。
大人気のライトノベル『我が家のお稲荷さま。』がファン待望のアニメ化決定!4月より放送がスタートする本作のアフレコ収録現場で、メインキャスト陣から番組への印象や魅力を語っていただいた。 この度アニメ化が決定した『我が家のお稲荷さま。』は、第10回電撃ゲーム小説大賞・金賞受賞作にして、現在文庫本が7巻まで発売されている大ヒットライトノベル(原作・紫村仁/電撃文庫・メディアワークス刊)が原作。アニメ化に先駆けて、先行プロモーションDVDが誌上通販されたほか、コミック版も登場するなど高い注目を集めている。 <ストーリー> その昔、一匹の大霊狐が三槌家の守り神に祀り上げられた。名を空幻といい、ありとあらゆる術を自在に操る、たいへんに賢い狐であったが、同時に騒動が大好きでもあった。いたずらと呼ぶには悪辣すぎる所業を繰り返す空幻に業を煮やした三槌の司祭は、七昼七晩かけて空幻を裏山の祠に封印したのだった。 そして現在、未知の妖怪に狙われた三槌家の末裔・高上透を物の怪から護るため、ついに空幻が祠から解封された……のだが、その物腰は畏怖された伝説とは裏腹に軽薄そのもの。イマドキの少年である透からは『クーちゃん』と呼ばれる程であった…… また、空幻と一緒に透を護る三槌家の護り女・コウも加わり、透と三槌家現当主になる兄の高上昇はこの出来事を機会に、次々と摩訶不思議な出来事に巻き込まれていく……。 大霊弧・空幻をはじめとする魅力的なキャラクターたちが繰り広げるちょっと不思議なドタバタ活劇が、アニメとなってどのように描かれるのかも今から気になるところだ。そんな本作の魅力を、空幻を演じるゆかなさん、中村悠一さんをはじめとするメインキャスト陣の目線から語っていただいたぞ。ユーモア溢れるコメントをお楽しみあれ! <キャスト> ゆかなさん(天狐空幻(女) 役) 中村悠一さん(天狐空幻(男) 役) 早見沙織さん(コウ 役) 水島大宙さん(高上昇 役) 嶋村侑さん(高上透 役) 小野大輔さん(恵比寿 役) ――初めに、演じているキャラクターの紹介と、演じる上で注意しているポイントなどありましたらお願いします。 ゆかなさん「今回は、女性バージョンと狐バージョンの空幻を演じさせて頂いております。気をつけていることは、女性バージョンと心の中に居る狐の時は、より神様っぽく荘厳に。家に来てからの狐は、神様とはちょっと違うんだけども女性の空(幻)とも違う感じで演じていけたらいいなと思います。ただ、それぞれに割と大きめなキャパシティを持たせて、これからやっていきたいなと思います。よろしくお願いします。」 中村さん「右に同じです」 一同『(笑)』 ゆかなさん・中村さん「同じ役なんです!」 中村さん「キャラの紹介は省かせて頂きます(笑)男性の『MEN'S』空幻をやります。性格や立ち位置は先ほど(ゆかなさんコメント)と全く一緒です。演じる上で普段アフレコをやっていると、他の方と似ないようにするという作業が多いのですが、この作品の場合ですと、異性なのですがゆかなさんと同じラインのお芝居に挑戦させて頂いているので、そこから逸脱しないように頑張ります。」 水島さん「昇は霊感とか一切ないのですが、家事全般一家を支える役です。お父さんが割りとのんびり屋さんの天然さんなので、当主の立場よりも『一家を支えなきゃ!』という想いが一番強い青年です。それゆえに、常識から外れていることに対して受け入れつつも、ちょっとリアクションの大きい感じで演じております。全体的には、やさしくて、『普通』ということが大事なポジションなのかなと思ってやっています。」 嶋村さん「透君は、すごく怖がりなんですけれども妖怪の目に付きやすいタイプみたいで、クーちゃん(空幻)に守ってもらいながら楽しく生活している結構普通な男の子です。気をつけていることは、お兄ちゃんと差別化を図りながらも、一緒にマイクに入ることも多いので、一緒に息を合わせていきたいなと思っています。」 早見さん「護り女のコウです。昇君のお父さんもなかなかの天然さんですが、それを超えるド天然です。多分(笑)本人は至って真面目なんですけれども、外に発する表現方法が何か変わっていて、それがかわいらしい部分ではないかと思います。気をつけていることは、真面目さ故に感情があまり出ていないと思うのですが、感情を出しすぎると本っ当にボケボケになり過ぎてしまうので、本人は真面目なんです!って点をアピールしていけたらと思います。」 小野さん「恵比寿は、恵比寿様です(笑)商売繁盛の神様でして、同時に高上兄弟・三槌家の土地の神様でもあり、コンビニのオーナーでもあります。神様なのか何なのかよくわからない人です。よくわからない感じでやっていきたいと思います…違います!(笑)ずっとヘラヘラと笑っていて掴み所のない人なんですけれども、どうやら色んなことを知っていて含みのある人です。今日初めてアフレコしたんですけれども、全体的にピュアなキャラクターが多いので、他のキャラクターが白と例えるならば(自分は)黒という、腹に一物ある感じを漂わせていきたいなと思っています。」 ――今回、第2話のアフレコを終えたとのことですが、アフレコを終えての感想やみどころ印象に残った点などをお願いします。 ゆかなさん「2話で初めて男にも女にもなれるというのが明かされる訳ですが、クーが色んな姿になれるけれでも性格は変わらないところがいいなと思いました。コウちゃんとは対照的に色々現代の文化にさらされてない、クーの好奇心が旺盛で前に出ている点が(例えば、テレビに戦いを挑んだり。)日常において何百年もブランクがあったらこうなのかなという点を含めて、全体的にほのぼのとして頂けたらなと思います。」 中村さん「原作を拝見した時から、狐の笑う部分が『カカカ』と表記されていて、台本も同じ表記だけどどうやって演じようかわからなくて…。僕、1話に出ていなくて、1話でゆかなさんが演じていると思ったので、現場でゆかなさんに聞いてやってみようと思ったのですが、『まだやってないんだよ』ということだったのでディレクターさんに相談しながらやってみました。(ディレクターさんからは)『水戸黄門の早回しで。』というお願いでしたが、(アフレコ)現場では何代目の水戸黄門かということで荒れました(笑)私は、西村晃バージョンでお送りしたつもりでしたが、いかがでしたでしょうか?…まだ(視聴者の方はオンエア)見てないですよね(笑)この記事が掲載される頃は、みなさんご期待下さい。」 水島さん「1話は第1話らしい、クーとの出会い。いきなり『当主だから読め!』と言われてからがらながらでも文字をとにかく読まされたらゴゴーッと祠が開いてという、自分の中では全く現実なんだかわからないままつられるままで…。更には、その場で当主だと言われ『えぇっ!』と言っているうちに1話が終わったという印象でした。2話でクーとコウちゃんが高上家にやってきて、日常というか何かが始まるのですが、1話30分のお話の中で僕がやったことというのが、朝ごはん作って、掃除して、昼ごはん作って、出かけただけなんですけど、30分の中で2食食べるアニメって結構珍しいなと(笑)」 ゆかなさん「どっちもご飯なんですよ!チャーハンとオムライス。おかずとかないんです(笑)」 水島さん「基本コメなんです。コメ派なんです!昇君は。」 中村さん「バリエーション少ないね。」 ゆかなさん「お味噌汁とかないの?」 水島さん「一皿で出る男の料理ってやつですよ!オムライスとかもでっかいやつが出てくる(笑)本当に家事をやっているという印象が強くて、出来るが故にコウちゃんに家事を任せる気にはなれないと思います。物語の中にちゃんといるんですけれども、一人だけ少し前面よりは奥にいる立場なのかと思います。いずれ学校のシーンとかが始まると、それはそれで周りの人に振り回される苦労する人だと思うので、苦労していきたいと思います。」 ――そんな質問でしたっけ? 一同(爆笑) 水島さん「2話をやってみての感想ですよね?」 ゆかなさん「ご飯作ったって話?」 水島さん「3話が楽しみになったって感想じゃないですか!!」 ゆかなさん「3話も料理したっけ?」 中村さん「違いますよ!(コメントの)最後の着地点が自分の役の演じ方になってたじゃないですか!それさっきの質問ですよ(笑)」 ゆかなさん「なんでそんな突っ込みなの~(笑)」 水島さん「2話の見所はぁ~」 中村さん「後で絶対記者さん困るもん。」 一同爆笑 中村さん「(質問に)答えてないし(笑)」 水島さん「今までのは全部カットでー!」 ――!? (会場爆笑) 水島さん「全部やり直しで!2話の見所は、あっけなく日常に溶け込んでいくクーと、日常に全く溶け込めないコウと、ついていけない天然のお父さん。その中での平穏なようで平穏じゃないような、日常じゃないような日常なような。そんな一日のお話。そんな楽しいお話です!」 嶋村さん「1話では食べられそうになって、2話ではいっぱい食べたなーって感じでした(笑)私はエンディングのあと、10カットもないエピソードが今のところ一番好きです。あそこで全部持っていってます!24話最後までいけたら、最後にそこのエピソードだけ並べてみたいです。そこのエピソードも本編の内なので、そこも日常なんです!」 早見さん「さすが兄弟。天然のコウです。1話目は全体的に真面目な感じでしたが、2話はいきなりバランスが崩れたというか、再構成されたというか、すごくほのぼのして・・・日常なんですけど(笑)コウちゃんはすごく家事が苦手で、洗濯物を長時間掛けてやっているシーンが印象に残ったのと同時に、(2話の)前半はすごくほのぼのしているのですが、後半になるとすごいバトルが繰り広げられていてそのギャップが楽しめるのではないかと思います。」 小野さん「2話目が終わって、日常が(笑)・・・描かれていて、昨今にないイイ匂いを、イイ温度を持った作品だと思っています。食べるシーンが多いんですけれども、食べたり、洗濯したり、恵比寿で言えばタバコ咥えながらどこかに行ったり…意外と端折られる何気ない描写が細かいなぁと2話やってみて思いました。きっとこれから先、激しいバトルもあるしドラマチックな展開もあるかと思いますが、そういう何気ないところが一番見所じゃないかと思います。」 ――最後に今後の意気込みとファンの方へのメッセージをお願いします。 ゆかなさん「本日のアフレコから出演者・キャラクターも増え、ほのぼのありドタバタありで、最後にはあったかいお風呂に浸かったようなリラックスムードなイメージを残せるような作品になれればいいなぁと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。」 中村さん「本編中に起こる出来事について色々と説明が入る作品なので、見ていると作品の全体像や色々細かい点も見えてくると思いますので、しっかり且つのんびりと見て頂いて楽しんで頂ければと思います。いつも(身近に)流しておける作品になればいいなと思っておりますので、よろしくお願いします。」 水島さん「この作品は個性的なキャラクター達ももちろん、お話にも緩急があるのですが、なぜか全体を通して見るとゆったりとしたような後味のある…そういう作品であり、キャラクター達だと思っており、またそう出来るようにしたいです。作品の雰囲気とスタジオの雰囲気がマッチして完成されたものがよりよいものになっていけるよう、どちらに対する取り組みも頑張って、みなさんの笑顔が多くなるような作品にしたいです。」 嶋村さん「(本編中に)戦うシーンもあるのですが、見ていて明るい感じのほんわかしていて安心して楽しめるお話だと思うので、息抜きみたいな感じで見て貰いたいなと思います。頑張りますのでよろしくお願いします!」 早見さん「他の方々もおっしゃっているのですが、鋭い尖った目つきもあるのに、すごくやわらかくてふんわりとした雰囲気もある作品です。嶋村さんもおっしゃっていたように、演じていて癒され、見ても癒される…一日の疲れを取る感じで見て頂けたらなと思います。」 小野さん「今後これからどんな声優さんたちが参加されるのかというのを、今日登板表を見て『こんだけ(たくさん)レギュラーキャラクターが出てくるか!』と知りました。チラッと見て30人くらいですよ?今の段階で。」 一同えぇ~っ?! 小野さん「レギュラーメンバーというか、既に決まっているキャストさんがそれだけいて…と、いうことは、これから更にメンバーが増えて賑やかになっていくのではないかというふうに思っています。癒されるけど、これから恵比寿はどれだけ出番があるのかなと結構冷や冷やしています(笑)でも、群像劇って人がたくさん出ていて楽しいじゃないですか。そのハチャメチャ感、ワイワイガヤガヤっていうのをみなさんと一緒に共有していけると楽しいんじゃないかなと思います。最終話まで恵比寿は出ていると思います!」 中村さん「来週いないじゃん(笑)」 一同(笑) 小野さん「最終話まで生きていたいと。」 中村さん「死ぬの?」 小野さん「そんな話じゃないと!(笑)」 中村さん「あいつ(恵比寿)この土地の神様なのに、死んじゃったなんておかしいじゃん(笑)」 ゆかなさん「みんなで幸せになろうよ~」 小野さん「まぁ、色んなキャラクターが出てくるので、新キャラクターもたくさん出てきます!そこを楽しみにして頂けたらと思います。」 ――クーが家に住むことになったら女性バージョンか男性バージョンどちらがよいですか? 中村さん・水島さん「女性バージョンです!」 一同笑 早見さん「即答すぎるよ~」 ゆかなさん「私、狐バージョンがいい!」 女性キャスト一同「私も~!」 水島さん「なんだよ~!(女性陣が中村さん演じる空幻男性バージョンに)興味ないんだよ~(泣)」 ゆかなさん「ごめん!そういう意味じゃないんだよ!」 水島さん「…じゃあ、僕、男(空幻)にします。」 一同(笑) 中村さん「それも嫌だなぁ。」 小野さん「僕は女性(空幻)でいいです。」 ゆかなさん「男性陣とキレイに分かれちゃいましたね。」 女性陣一同「狐かわいいよね~!」 小野さん・中村さん「女性(空幻)もかわいいですよ。」 中村さん「でも(女性空幻は)あの性格なんだよね。って考えると…。」 ゆかなさん「そんなことないんじゃない?結局最後には面倒見てくれるし。」 中村さん「守ってくれるもん。」 ゆかなさん「(でも)やっぱり狐かわいいもん!」 小野さん「女性バージョンもかわいい!」 中村さん「愛でれるよね。」 小野さん「愛でれる!」 中村さん「男性クーもかわいいです!」 一同(笑) ――水島さんは男性バージョンのクーで? 中村さん「男の子もいけるよ!って(記事に)書いてあげて下さい(笑)」 水島さん「マイノリティを目指してるんで(苦笑)」 ――女性陣は狐バージョンのクーということで? 女性陣一同頷く ――男性陣は女性バージョンのクーということで? 中村さん「(水島さんは)俺、両方(笑)」 水島さん「両方です(小声)」 ゆかなさん「でも、みんなかわいいですよ!」 一同爆笑 ――ありがとうございました!! テレビアニメ『我が家のお稲荷さま。』は、4月よりチバテレビほかU局系にて放送開始!原作ライトのベルで描かれたストーリーやキャラクターが、アニメとなってどのような活躍をしていくのか今から期待して放送を待とう!! 我が家のお稲荷さま。 ●放送時期/2008年4月から ●放送局/チバテレビほかU局系にて ●原作/柴村仁(『我が家のお稲荷さま。』アスキー・メディアワークス電撃文庫刊) ●原作イラスト/放電映像 ●監督/岩崎良明 ●シリーズ構成/吉田玲子 ●キャラクターデザイン/新田靖成 ●音楽/コロムビアエンタテインメント ●アニメーション制作/ZEXCS ●製作/お稲荷さま製作委員会 関連リンク】 ●我が家のお稲荷さま。公式/http://www.mediaworks.co.jp/contents/oinarisama/ ©柴村仁/メディアワークス/お稲荷さま製作委員会 |