アニメファン向けポータル・コミュニケーションサイト プレセペ
インタビューバトルありコメディありのほんわか獣(ケモ)耳バラエティ『我が家のお稲荷さま。』アフレコインタビュー!! 
[04月10日]
電撃文庫(メディアワークス刊)の大人気ライトノベル『我が家のお稲荷さま。』がついにアニメ化!! チバテレビほかにて4月6日(土)よりいよいよ放送がスタートした。

その昔、三槌家の守り神に祀り上げられた一匹の大霊狐・空幻。大変賢い狐だったが、洒落にならない悪戯好きが災いし、三槌の司祭によって祠に封印されてしまう。――そして現在。司祭の霊力を濃く受け継いだ三槌家の末裔・高上 透は、未知の妖怪に狙われ絶体絶命の大ピンチに! 透の兄で、霊力ゼロの三槌家現当主・昇は、訳がわからぬままついに空幻の封印を解くのだが……?

人気声優・ゆかなさんと中村悠一さんによる “ 二人一役 ” が大注目の『我が家のお稲荷さま。』!! その第2話のアフレコ終了後、メインキャストの皆さんを囲んでのインタビューが行われました!





―――ご自身のキャラクターと、演じる上で気をつけていることを教えてください。

天狐空幻(女) 役:ゆかなさん(以下 ゆかな)
私は、狐バージョンと女性バージョンの空幻(クー)を担当しています。
演じる上では、同じ狐の姿でも、祠にいる時はより神様らしく荘厳に、高上家に来てからは祠にいる時とも女性クーとも違う感じを出しつつ、それぞれに大きなキャパシティを持たせてやっていきたいなと思っております。よろしくお願いします。


天狐空幻(男) 役:中村悠一さん(以下 中村)
右(ゆかなさん)に同じです。(一同笑。「楽をするな」との周りからのツッコミに)楽してるわけじゃないですよ。同じ役なんです。

ゆかな:そうなんです。中村さんと同じ役なんです。

中村:男のクー、メンズ空幻をやっています。キャラクターの立ち位置はゆかなさんがおっしゃった通りです。演じる上では、通常アフレコでは他の方と似ないようにする場合が多いんですけど、この作品ではゆかなさんと同じラインのお芝居に挑戦させていただいているので、そこから逸脱しないように頑張りたいと思っています。


高上 昇 役:水島大宙さん(以下 水島)
昇は、高上家の祖先である三槌家の現当主なんですが、霊感というものが一切ない普通の青年です。ただ、お父さんがのんびり屋さんの天然さんなので、家事全般を担当することで「自分が一家を支えなきゃ!」という気持ちが強いようです。とにかく普通の青年なので、その『普通』を大切に、常識から外れていることに対しては受け入れつつもリアクションを大きく、という感じでやっております。


高上 透 役:嶋村 侑さん(以下 嶋村)
透くんは昇くんの弟です。怖がりなんですけど妖怪の目に付きやすいタイプらしく、クーちゃんに守ってもらいながら楽しく生活している、いたって普通の子です。気をつけていることは、お兄ちゃんとの違いを出しながらも、一緒のタイミングでマイクに入ることも多いので、お兄ちゃんと息を合わせて演じていきたいなと思っています。


コウ 役:早見沙織さん(以下 早見)
昇くんたちのお父さんもかなりの天然さんなのですが、コウちゃんはそれを超えるド天然です。本人はいたって真面目なんですけど表現方法が変わっていて、そこが彼女の可愛らしい部分なのではないかなと思っています。気をつけていることは、真面目さゆえに今のところ感情があまり出ていないんですが、そこを出しすぎると本当にボケボケになってしまうので、「本人は真面目なんです」というところをアピールしていけたらと思います。


恵比寿 役:小野大輔さん(以下 小野)
恵比寿は、いわゆるあの恵比寿様です。商売繁盛の神様で、高上一家が住んでいる土地の神様であり、コンビニのオーナーをやっています。ずっとヘラヘラと笑っていて掴みどころがない人なんですけど、どうやらいろいろなことを知っているようです。この作品は全体的にピュアなキャラが多いようなので、彼らが白担当なら恵比寿は黒担当と言いますか、どこか含みのある、腹に一物ある感じを漂わせていきたいと思っています。



――第2話までのアフレコを終えての感想や見どころをお聞かせください。


ゆかな:2話で初めてクーが男にも女にもなれるということが明かされるわけですが、クーがいろいろな姿になれて、でも性格は変わらないというところが見どころになっていくのではないかと思っています。あと、現代の文化に晒されていないクーですが、すごく好奇心が旺盛で、例えばテレビに戦いを挑む、なんて描写もあります。そんな「何百年のブランクってきっとこういうことだろうな」というところも含めて、全体的にほのぼのとしているところを楽しんでいただけたらなと思います。


中村:原作では、クーは「カカカ」と笑うんですが、アニメでもやはり台本に「カカカ」と書いてあって、でもそれをどうやればいいのか分からなかったんです。それで、1話には僕は出ていないんですが、前回どうやったかをゆかなさんに聞いてみたら「1話ではまだ笑っていない」ということだったので、そこはディレクターさんと相談しながら挑戦してみました。
「水戸黄門を早回しで」という指示だったんですが、スタジオでは「何代目の水戸黄門か?」ということで意見が割れまして(一同笑)、僕としては西村晃バージョンでお送りしたつもりです。ご期待ください。


水島:第1話ではクーとの出会いを、第2話ではクーとコウちゃんが高上家にやってきての日常が描かれているんですが、ビックリしたのが、昇が2話でやったことって、朝ごはんを作って、掃除して、昼ごはんを作って、出掛けただけなんです(一同爆笑)。30分の内に2食食べるアニメって珍しいなと思って(笑)

ゆかな:しかも朝がチャーハン、昼はオムライスで、どっちもご飯なの。おかずがないの。

水島:基本米派なんですよ、昇くんは。

中村:昇くんはバリエーションが少ないな。

ゆかな:味噌汁もないんだよね。

水島:そう、一皿でドーンと出てくる、男の料理ってやつです。オムライスもデカかったですしね(笑)。なので、とにかく家事をやっているという印象が強烈にある第2話でした。


嶋村:1話目では食べられそうになって、2話目ではいっぱい食べたなという感じでした(笑)。私はエンディング後にある、ほんの数秒しかないエピソードがすごく好きで、最終回までいったらそこを全部並べてみたいなと思っています。
天然が多い中で透も天然なので、そんな天然さんたちの日常をぜひ皆さんも楽しんでください。


早見:コウちゃんは家事がすごく苦手で、2話で洗濯物を長時間掛けてやっていたのがすごく印象に残っているのと、前半はそんなほのぼのとした雰囲気だったのに、後半では激しいバトルが繰り広げられているので、そのギャップを楽しんでいただけるのではないかと思います。


小野:食べるシーンが多いのもそうですし、洗濯したり、恵比寿で言えばタバコをくわえる仕種だったり、そんな日常の何気ない描写が端折られることなく大事に描かれていて、昨今にはない、いい温度を持った作品だと感じました。
きっとこれから先、激しいバトルやドラマティックな展開もあると思うんですけど、そんな何気ない細かな描写が、実はこの作品の見どころになるのではないかなと思います。


――もしクーが家に住むことになったら、女クー、男クー、狐の姿、どの姿でいてほしいですか?

男性陣:(すかさず)女クーです(一同笑)

女性陣:早い! 即答だ(笑)

ゆかな:私は狐がいい。

嶋村:私も。

早見:私も狐。

中村:(男クーには)興味ないのかよ~(一同笑)

水島:(中村さんに)ごめん、みんな興味ないみたい(笑)。あ、じゃあ僕は男クーにします!(一同笑)

中村:それもヤダなあ。僕は女性のクーがいいです。

小野:僕も女性がいいです。

ゆかな:男性陣と女性陣できれいに分かれちゃったね。(嶋村さん、早見さんに)でも狐、可愛いよねー! 

嶋村・早見:(頷く)うんうん。

小野:女性だって可愛いです。相当可愛いです。

中村:愛でられますよね。

水島:男クーも可愛いです(一同笑)

――では中村さんと小野さんは女クー、女性陣は狐の姿、水島さんは男クーということで…。

ゆかな:いや、みんな可愛いです! ………あれ? ちょっと強引だった?(一同笑)


――ありがとうございました(笑)。では最後に、今後の意気込みとファンの方へのメッセージをお願いします。


ゆかな:2話から出演者も増え、ほのぼのあり、ドタバタありと、いろいろな要素を持った『我が家のお稲荷さま。』ですが、観終わった後に温かいお風呂につかった時のようなリラックスムードが作品の中に残せればなと思っております。よろしくお願いします。


中村:いろいろ説明が入る作品ではありますが、観続けていただけるとその全体像や設定の細かい部分も分かってくると思います。なのでしっかりと、且つ、いつも流しておけるくらい気楽な気持ちで観て楽しんでいただける作品になればいいなと思っております。よろしくお願いします。


水島:このお話は、キャラクターが個性的で、ストーリーにも緩急がある。でも全体を通して見ると何故かゆったりとした後味が残る……そんな作品であり、キャラクターたちだと思っています。そんな作品の雰囲気とスタジオの雰囲気がマッチして、よりよいものになっていくように、そして皆さんの笑顔がたくさん見られる作品になるように頑張ります。


嶋村:バトルシーンもありますが、ほんわかとして、安心して楽しめる作品だと思いますので、息抜きをするような感覚で観ていただきたいです。頑張ります! よろしくお願いします。


早見:尖った面もあるのに、全体的にすごく柔らかくてふんわりとした雰囲気を持った、演じていても観ていても癒される作品だと思います。嶋村さんもおっしゃいましたが、一日の疲れを取るような気持ちで観ていただければと思います。


小野:これから登場するキャラクターがすごく多いというのを今日、初めて知ったんです。ということは、これからさらに人が増えてにぎやかになっていくんだなと思い、作品としては癒されるけど、恵比寿はこれからどれくらい出番があるのかなと、今からヒヤヒヤしています(一同笑)。でも大人数でワイワイガヤガヤやっているのって、観ていても楽しいですよね。なので、今後たくさん出てくる新キャラを楽しみにしていただきたいのと、そんなキャラクターたちのハチャメチャ感を観てくださる皆さんにも共有して楽しんでいただければなと思います。恵比寿は最終話まで出ていると思います!

 


TVアニメ『我が家のお稲荷さま。』
【放送局&放送日時】
チバテレビ:(日)深夜0:00~
テレ玉:(日)深夜1:30~
テレビ神奈川:(月)深夜1:15~
TOKYO MX:(水)深夜1:30~
KBS京都:(月)深夜1:30~
サンテレビ:(火)深夜0:00~
テレビ愛知:(水)深夜2:28~
※放送日時は変更になる場合があります


【STAFF】
原作:柴村 仁(メディアワークス「電撃文庫」刊) 
原作イラスト:放電映像
監督:岩崎良明
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:新田靖成
音楽:コロムビアエンタテインメント
アニメーション制作:ZEXCS
製作:お稲荷さま製作委員会


【CAST】
天狐空幻(女):ゆかな
天狐空幻(男):中村悠一
コウ:早見沙織
高上昇:水島大宙
高上透:嶋村 侑
佐倉美咲:鹿野優以
宮部紅葉:伊藤 静
恵比寿:小野大輔
六瓢(むびょう):水橋かおり



【関連リンク】 
TVアニメ『我が家のお稲荷様。』公式サイト




(C)柴村仁/メディアワークス/お稲荷さま製作委員会
このニュースから日記を書く
※「ニュースから日記を書く」機能は、SNSにログインしていないと使えません。

【SNSにログイン】
メールアドレス:
パスワード:



   
Copyright ©2009 Impress Touch Inc, an Impress Group company. All rights reserved.