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「ワールド・デストラクション」のファン感謝イベントに参加した出演声優、アーティストら

　ゲームとアニメ、マンガで展開している「ワールド・デストラクション」（セガ）のファン感謝イベント「世界撲滅委員会　大感謝祭だクマー!!」が7日、東京・品川で開かれた。宮野真守さん、古谷徹さんら出演声優、アーティストの「AAA（トリプルエー）」らが登場。プロジェクト責任者の下里陽一プロデューサーは「これからのみなさんの応援で、アニメとゲームの続編があるかもしれません」と意気込み、出演者が自身のサイン入りのボールを観客席に投げ込むなどして、ファンサービスに努めていた。

　「ワールド・デストラクション」は、砂の海に囲まれた世界で育ったキリエが、獣人に支配された世界の「撲滅」を目指す少女・モルテと出会い、巻き込まれる形で冒険を繰り広げるというストーリー。アニメ「世界撲滅（ぼくめつ）の六人」はテレビ東京系で今年7月～9月に放送された。ゲーム「導かれし意思」は9月に発売され、マンガ「ふたりの天使」はアスキー・メディアワークスの雑誌「電撃マ王」で9月号から連載している。

　イベントでは、「主人公・キリエの得意料理は？」「ヒロインのモルテとリ・アの服は趣味？」などとユーザーから寄せられた質問を、ゲームの開発陣がメッセージで答えた。また、主要キャラの声優によるミニドラマでは、「魅力的な女性キャラ」をお題にして盛り上がり、会場を埋め尽くした約800人の観客を笑わせていた。さらにAAAがゲームの主題歌「クラッシュ」、アニメの主題歌「ゼロ」のライブを実施。主人公・キリエ役の宮野さんは「みなさんが、アニメもゲームも細かいところまで知っていて、大感謝です」と話していた。【河村成浩】