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今秋よりスタートの期待の新作アニメ『ドラゴノーツ』。その記念すべきアフレコ第一回を取材することができました!

スタジオには、主人公・ジン役の小野大輔さんをはじめ、著名な実力派声優がずらり勢ぞろい。キャラクターの多さとその密度にいきなり驚かされました。
その豪華声優陣の皆さんから、アフレコやキャラクターの印象などをお伺いしました。
以下、どうぞお楽しみください!

――アフレコ第一回の感想やキャラクターの印象などお聞かせください。

小野大輔さん(カミシナ・ジン役)
「今日は朝からすごく緊張していました。カミシナ・ジンという人は、ナイーブでちょっとヘタレで、監督からは『ジンがヒロインでトアがヒーロー』と聞いていたので、ヒロインとしての演技をどうしようかと悩みましたね。
でも現場の雰囲気がとっても和やかでやりやすかったので、無事第一話を録り終えることが出来ました。これからヒロイン像をどんどん構築していきたいと思います(笑)」

茅原実里さん(トア役)
「ジンは自分の"居場所"を探している男の子で、トアと出会ったことで"居場所"が見つかったらいいなというか、癒してあげられる存在になるんだろうかと。
オリジナルの作品と言うことで、先がどうなっていくのかわからないので、一話一話演じながらトアとともに歩んでいきたいと思います。頑張りますので、よろしくおねがいします」

柿原徹也さん(タチバナ・カズキ役)
「カズキはジンとは大親友なんですが、"レゾナンス"してしまいましたので…ジンとはライバル関係になるのかな、と予想しております。
彼はすごく優しい子で、純粋ゆえにジンやトアと反してしまうところが出てくるかもしれませんが、僕なりにカズキを演じることができればと思っています」

中田譲治さん(ベイゼル・サカキ役)
「世界観の設定が難しいので、監督からレクチャーをして頂きました。その中でどんな人間関係が語られて行くのかとても楽しみです。
司令も、厳しそうに見えるけど、どんな人間性を垣間見せてくれるのか。魅力的なキャラクターになるよう頑張りますので、宜しくお付き合い下さいね!」

竹若拓磨さん(ライナ・クロムウェル役)
「久しぶりの二枚目の役です。最近そういう役をとんとやっていなかったので、完全にやり方を忘れていて(笑)。思い出し思い出し、ぼちぼちやっていこうかなと思ってます。よろしくお願いします」

水樹奈々さん(ジークリンデ・バウムガルド役)
「ジークリンデはいわゆるツンデレ系の女の子です。彼女もドラゴノーツのメンバーに所属している子なんですけど、過去に悲しい事件があったらしく、それがジンとも関係があるのかなと…私も今後の展開をすごく楽しみにしています」

沢城みゆきさん(ソウヤ・アキラ役)
「アキラは非常にオープンというかざっくりした女性のようだということと、(役を)つかむまでに時間がかかってしまいそうかなという感じで、1話収録を終えました。役の性格的にも、私の苦戦度的にも、パートナーである後藤さんにご迷惑をかけるのではと…(笑)。25本、公私共によろしくお願いいたしますという感じです」

宮下栄治さん(アマギ・ケイイチ役)
「出てきて早々いかにも敵な感じなんですけど、実は『ドラゴノーツ』のメンバーだと、皆さん認識してくださってるでしょうか? (キャストざわめく) え、そうらしいよ? 何この反応(笑)。
というわけで、なぜあんな風になっちゃったのかに注目です。役がネガティブなんで、自分のネガティブな部分全開で頑張ります」

杉田智和さん(ハウリングスター役)
「裏付けとなる実力があるからこそ、余裕や軽快さみたいなものがにじみ出てくるんだなという印象です。今後にご期待ください。
あと、兼役とは思えないほど存在感のある役も同時に演じていますので(笑)、見ていただければと思います」

丸山詠二さん(アマデウス役)
「(他のキャストが)実年齢から言うと1/3以下の方たちも多いんで、さっきから刺激されております。"役者は古きがゆえに尊からず"なので、ま、なんとか健康だけはラストまでもたせたいなと(笑)。よろしくお願いします」

後藤邑子さん(マキナ役)
「マキナはこのメンバーでは一番大人っぽい、上品なお姉さんという感じなんです。初回なのでほんの顔見せ程度にしかしゃべってませんが、そのシーンだけでアキラとの関係性がわかります。
公私共にお世話になってるみゆきちゃんの(笑)パートナーとしてがんばっていきたいと思います」

浅野まゆみさん(キタジマ・ユウリ役)
「本日は『はなして!』というセリフがありまして、ちょっとエッチな感じでした(笑)。
日常的なことはほとんどしゃべらないと思うので、そういうところにリアリティというか、生々しさが匂うといいかなと。たくさんキャラクターがおりますので、個性を出していけたらなと考えています」

郷田ほづみさん(ノザキ・カスガ役)
「(ノザキは)科学者です。今日はまだ二言しかしゃべってないのでなんとも言えないんですけど、おそらく今後非常に重要な…(一同爆笑) 笑うとこじゃないよ!? …重要なポジションになっていくんではなかろうかと思ってますんで、ご期待ください。自分的には、ジンに負けないようにヒロイン像を作っていきたいと思ってます(再び爆笑)」

楠大典さん(ヨナミネ・コウ役)
「このヨナミネ、どんな人か全くわかってません。ただ、この"レゾナンス"という言葉を覚えました(笑)。徐々にわかっていきたいと思ってます」

仙台エリさん(ホシ・ナナミ役)
「ナナミはキタジマの専属オペレーターで後輩みたいなんですけど、普段は真面目に仕事をしているんですが、小悪魔キャラらしい、という話を聞いていて…キタジマに小悪魔的なツッコミをするらしいです。ちょっとエッチな(笑)。そんな2人のお仕事以外での接触も楽しみだなと思ってます」

福井裕佳梨さん(クラタ・サキ役)
「3人娘(サキ・リョウコ・メグミ)のリーダーをさせていただくことになりました…。本当に私にとってははじめての、勝気で、OLで(笑)、リーダーなキャラということで…。私の中にどんどんサキを入れていって、もっと理解して、自分のそういう面も引き出していけるようにしたいです。皆さんにご迷惑をおかけしないように…26話、やらせていただきたいと思います。頑張ります!」

小林ゆうさん(カケイ・リョウコ役)
「今福井さんがご紹介してくださった3人娘で、福井さんの下の者です(笑)。とてもやる気のない、早く帰りたがる会社員ということで、こういった役ははじめて演じるのでいろいろと楽しみです。オペレーターとして一生懸命頑張っていきたいと思います」

中村知世さん(ジングウジ・メグミ役)
「今まで戦隊シリーズの方でアフレコは経験させていただいてるんですけど、アニメのアフレコというのははじめての事なので、皆さんの足を引っ張らないように頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします」

――最後に、放送を楽しみにしている皆様にメッセージを。

小野さん
「皆さんのお話を聞いていると、自分が今までやったことのない新しい役柄をこの作品で演じる方も多いようですね。新しいことをやる時ってすごくパワーが生まれると思うので、そういうところを期待して見ていただけると嬉しいです。僕自身全くやったことのないキャラなので、ワクワクしながらやっています。
それと、キャラがすごく多いんですけども、サブタイトルの"レゾナンス"は、「共鳴」とか「反響」という意味なので、役者同士で共鳴し合い、高め合っていい作品にしていければと思っています。是非期待して待っていてください」

茅原さん
「この作品は、ジンとトアのラブストーリーを軸にして展開していきます。こういったラブストーリーは私自身、あまり経験がないので、二人が今後どのように歩んでいくのか、とても楽しみです。そういったところも注目して頂きたいと思います」

――ありがとうございました!

『ドラゴノーツ』は、10月3日(水) 深夜1時50分より、テレビ東京系列にて放送開始予定です。皆さん、しっかりチェックしましょう!!



『ドラゴノーツ』公式サイト

(C) ドラゴノーツプロジェクト