2010年1月放送スタート!『デュラララ!!』 豪華キャスト陣アフレコ後インタビュー |
2009年12月09日(水曜日) |
予想不可能なハイテンション・サスペンスアクション!2010年1月より放送開始となるアニメ『デュラララ!!』。今回は、豊永利行さんを始め、宮野真守さん、花澤香菜さん、神谷浩史さんら豪華キャスト陣のアフレコ後インタビューをお届け!
個性的なキャラクター設定と、奇想天外なストーリー展開で、ライトノベル界に衝撃を与えた話題作『デュラララ!!』。舞台は東京・池袋。そこは様々な思惑を腹に抱えた若者たちが集う街。非日常に憧れる高校生、池袋一強い男、情報屋、闇医者、ストーカー、“首なしライダー”etcが、事件をおこしたり、巻き込まれたり…。アクの強すぎる登場人物が織り成す、予測不可能なハイテンション・サスペンスアクション『デュラララ!!』より、今回はアフレコ後のキャストインタビューの模様をお届けしよう! <キャスト> (上段左より)高垣彩陽さん、福山潤さん、小野大輔さん、中村悠一さん、梶 裕貴さん (下段左より)神谷浩史さん、豊永利行さん、花澤香菜さん、宮野真守さん、 ―――ご自身の演じるキャラクターの紹介をお願いします。 豊永利行さん:竜ヶ峰帝人役の豊永利行です。竜ヶ峰帝人君はとても大人しい高校生で、池袋という都会に上京してきたばかりです。紀田正臣君と仲がよくて、彼の前でだけ心を開いています。実は結構腹黒かったり、ツッコミが激しいところもあったりして、不思議な感じの子です。 宮野真守さん:紀田正臣役の宮野真守です。とびっきり明るくて、元気な男の子で、ギャグが寒いです。今のところ普通の高校生ですね。 花澤香菜さん:園原杏里役の花澤です。杏里ちゃんは帝人君の同級生の女の子で、大人しい感じです。大人しいけれど、男の子からは注目を集めるような、モテるタイプです。 神谷浩史さん:折原臨也をやらせて頂いている神谷浩史です。『デュラララ!!』は池袋が舞台の物語ですが、臨也は池袋ではなくなぜか新宿にいて物語に絡んでくるという謎多き人物です。彼は情報屋をやっていて、裏で色々と暗躍しているんじゃないかなというところが垣間見える、そんな役です。小野君の役(平和島静雄)とは仲が悪いです。 小野大輔さん:平和島静雄役の小野大輔です。彼は池袋最強の男というふうに呼ばれているようです。最強の“キョウ”が「強」でもあり、「凶」でもあり、とてもキレやすい性格で危険な男です。いつもバーテンの格好をしていて、サングラスをかけているのがトレードマークです。見た目や名前とは全く逆の性格をしているので、その辺がギャップ萌えなんじゃないでしょうか。…自分で言っちゃった(笑)。神谷さんの役(折原臨也)とは犬猿の仲らしいです。 福山 潤さん:岸谷新羅役の福山です。新羅は静雄と臨也の同級生で、闇医者をやっています。ひょうひょうとしていて色々な人と仲良くなれるタイプです。世間一般から見ればアブノーマルな部分も持っているのですが、彼にとっては普通なのかなと思えてしまう人物です。 中村悠一さん:門田京平をやらせて頂いている中村悠一です。門田さんは学生より上の年齢で、既に仕事をしており、何かの“職人”とだけ聞いています。梶君が演じる遊馬崎と、高垣さん演じる狩沢と3人でよく一緒にいるキャラクターです。皆よりは大人な目線でものを喋っているのかなと思います。 梶 裕貴さん:筋金入りの二次元オタク。聞いたところによると、ファッションには気を付かっているそうです(笑)門田と狩沢の3人組で行動することが多いです。イラストを見てもわかるように…目元はニコニコ、いつも飄々としている人物なのですが、かなり恐ろしい一面も持ち合わせているキャラクターです。 高垣彩陽さん:狩沢さんは、オタクです。そして腐女子です。遊馬崎さんとオタクコンビをやりつつ、門田さんのお世話になっています。すごく楽しく、わいわいやっております。 ―――アフレコの感想や、現場の雰囲気のお話をお願いします。 豊永利行さん:アフレコは先輩方に囲まれているので、毎週勉強させて頂きながらやっています。現場の雰囲気はとても明るくて、皆さんが盛り上げて下さるお陰で、僕はなんて良い現場に恵まれたんだろうと心から思っています。ただ、油断するとすぐ男子校っぽい悪ノリになってしまいます(笑)。楽しい現場なので、常に笑顔で居させてもらってます。 宮野真守さん:アフレコは、豊永君の演じる帝人と一緒に居ることが多い役なので、2人の何気ない会話をそのままお芝居に乗せているという感じです。ともすれば普段の2人のような雰囲気で演じられる役というのも面白いです。だからこそ自由に出来るというか。迷いなく楽しく学校生活を送っているのを見せられれば良いなと思って演じています。現場自体も学校みたいな雰囲気があって、オフの時間はみんなでワイワイ騒いだりしています。 花澤香菜さん:『デュラララ!!』は1話1話が完結しているので、どこから入っても馴染める作品です。杏里は帝人とのドギマギした関係を楽しみながら演じています。アフレコ現場の雰囲気は、とても面白いです。 神谷浩史さん:アフレコは、達者な方が集まってキャラクターにぴったりな人ばかりです。「この人はこんなお芝居をするんだ」、という場面が随所にちりばめられていて、刺激になる現場です。その中に埋もれないように頑張って、個性を発揮できればと切磋琢磨しているところです。現場の雰囲気は、こんなんです(笑)。楽しくやっています。 小野大輔さん:個性的な面々が集まって賑やかにやっています。皆のお芝居を聞いていると、新しいものを生もうとしているような意気込みを感じます。僕も負けないように、今までにない、でもその場にいる一人一人が生きているような役作りをしていきたいなと気を引き締めつつ演じています。良い現場です。 福山 潤さん:現場の雰囲気は、取材の雰囲気を見て頂ければわかるかと思うのですが、非常に楽しくやっています。 中村悠一さん:出てくるキャラクターの数が本当に多いです。最終的に何人になるんだ、というくらい新キャラクターが出てきます。色々な役者さんとお芝居できるのはすごく楽しいです。一週出ないだけで、どれだけ遅れをとっていくんだろうと不安にもさせられるような現場ですね。 梶 裕貴さん:遊馬崎の登場シーンのほとんどが、狩沢とのオタ話です…!毎回、収録日までに元ネタのを調査することが宿題のようになっています(笑)なので、たま~にシリアスなカットがくると妙に緊張します。収録中は、高垣彩陽ちゃんと「オタクらしいアドリブ」についての熱い議論…違うな…熱いネタ合わせをしています!(笑) 高垣彩陽さん:台本や映像を見ていると、監督を始め、たくさんのスタッフの皆さんがこだわって作っていらっしゃるんだなと感じます。とても素敵な先輩方とご一緒させて頂きながら、そういう作品に関わることができて、毎週『デュラララ!!』の現場で幸せを感じています。現場の雰囲気もすごく楽しくて、いつも笑いをこらえるのが大変です。台本もそうですが、アドリブも『デュラララ!!』にしかない空気感が漂っています。現場の中でいろいろなことを吸収して、楽しんでいきたいと思います。 ―――作品の魅力と、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。 高垣彩陽さん:この作品は最高のエンターテイナーが集まって、最高の作品を作ろうと向かっているように感じます。他にはないおしゃれな空気感というか…とにかく本当に面白いんです!原作はもちろんですが、私自身もアニメーションの『デュラララ!!』の世界観にどっぷりつかっているので、男女問わず幅広い年代の方に楽しんで頂ける作品だと思います。オンエアはまだ先ですが、ぜひ楽しみにしていて下さい。私は狩沢として、ワゴンの4人組だったり、門田さんと遊馬っちの3人だったり、色々な関係性の中でアドリブをやらせて頂いていますが、特に遊馬っちと私の2人はオタクならではの色んなネタが仕込んでいるので、そちらも楽しんで頂けたらなと思います。隅々までご覧になって頂きたいです。 梶 裕貴さん:数多くの登場人物が、現代らしい会話・テンポで繰り広げるストーリー。予想を裏切る展開に、きっとドキドキするはずです。どのキャラクターも声のイメージがピッタリだと思うので、楽しみにしていてください!ヤスダスズヒト先生のイラストにも注目です! 中村悠一さん:原作をアニメ用に組み直してお届けするので、原作ファンの方も楽しみ方がまた変わるのではないかと思います。元は小説ですから、それがきっちりと絵になるということで、自分が読んでいたものと同じか、それを越えたものになるかというところも見て頂けたら面白いのではないかと思います。 福山 潤さん:魅力は本当に沢山あります。群像劇の中で繰り広げられる、多角的な視点から見た物語の紐解き方とか、一体どんなストーリーの仕掛けや謎があるのかとか、先々のことを楽しみにする情報がいっぱい詰まっています。そういったことを一つ一つ自分の中で読み取って、キャラクターのストーリーを楽しんで頂けたら『デュラララ!!』の世界にハマっていくのは間違いないと思います。楽しみにしていて下さい。 小野大輔さん:先日、お仕事で池袋に行きました。劇中に出てくる場所を通ったのですが、「臨也に自動販売機投げたところだな」とか、本当にリアルと『デュラララ!!』の世界が入り混じるように感覚になりました。すごく濃いキャラクターが居て、突拍子もない設定があって、とか、そういうファンタジー部分がありつつも、やっぱりそれぞれのキャラクターがリアルに生きている感覚があります。それぞれの“人”が生きているという感覚を大事に演じていきたいなと思いますし、みんながリアルと濃いキャラクターを両立させて演じているので見ている人も池袋に行きたくなる、そして『デュラララ!!』の世界で一緒に生きているような感覚になるような作品です。ぜひ皆さんにも僕と同じような感覚を味わって頂きたいです。 神谷浩史さん:非常に謎多き作品で、魅力的なキャラクターがいっぱい出てきます。謎が謎のまま終わっていくと、モヤモヤ感が残ると思うのですが、なぜかそのモヤモヤが魅力的に感じられる、不思議な作品になっています。1話を見ると、その謎に面食らうかと思うのですが、2話を続けて見ると、この作品が一体何をやりたいのかという仕掛けがわかるようになっています。ですので、1話を見た方は、ぜひ2話も見て頂けると、より作品にハマれるのではないかと思います。宜しくお願いします。 花澤香菜さん:一見シリアスに進んでいきそうな作品ですが、ところどころギャグが挟まっていて面白いです。特に正臣が変なんです(笑)。普通のセリフなんですけど、正臣が言うと面白く聞こえるというか。毎回笑わせてもらってます。セルティが果たしてどういう風に登場するのか…原作を読んでいる方は気になるところが沢山あると思います。だからその辺りもぜひ期待して見て頂けると良いなと思います。個人的にはサイモンがグッと来ますので、皆さんも気にしてみて下さい(笑)。 宮野真守さん:演出方法など、色々な新しい試みをしている番組です。僕自身も驚かされた部分がたくさんあります。1話1話本当に驚きがあるので、その驚きを皆さんにも味わって欲しいなと思います。それが最終的には必ず何かの謎を残して、次に繋がって行くという、皆さんの興味を引くようなものがいっぱい散りばめられています。池袋という街の表現もすごくリアルですが、その中にファンタジーが含まれているので、そこの絶妙なバランスが面白いなと思います。新年からぜひ物語にどっぷりとハマって頂ければなと思います。 豊永利行さん:ほとんど言われちゃったので僕からは一言!絶対絶対見て下さい!この作品は僕らからのお年玉です!(一同笑) デュラララ!! <キャスト> 竜ヶ峰帝人:豊永利行 紀田正臣:宮野真守 園原杏里:花澤香菜 折原臨也:神谷浩史 平和島静雄:小野大輔 岸谷新羅:福山潤 門田京平:中村悠一 遊馬崎ウォーカー:梶 裕貴 狩沢絵理華:高垣彩陽 矢霧誠二:堀江一眞 矢霧波江:小林沙苗 サイモン:黒田崇矢 ほか <スタッフ> 原作 :成田良悟 「デュラララ!!」(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊) 原作イラスト :ヤスダスズヒト 監督 :大森貴弘 シリーズ構成 :高木 登 キャラクターデザイン :岸田隆宏 メカデザイン/アクション作監 :山田起生 総作画監督 :髙田 晃 美術 :伊藤 聖 色彩設計 :宮脇裕美 監督補 :川面真也 撮影 :田村 仁 CGプロデューサー :神林憲和 編集 :関 一彦 音楽 :吉森 信 アニメーション制作 :ブレインズ・ベース 製作 :池袋ダラーズ <放送情報> MBS 1月7日スタート 毎週木曜深夜1時25分~ TBS 1月8日スタート 毎週金曜深夜1時55分~ (※但し、1月8日は深夜2時25分~) CBC 1月13日スタート 毎週水曜深夜2時00分~ ※放送日時は告知なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。 【関連記事】 痛快なほどマトモじゃない!ハイテンションサスペンスアクション『デュラララ!!』メインキャスト発表&イベント開催決定!! 成田良悟がおくる超ハイテンションサスペンス・アクション!『デュラララ!!』待望のTVアニメ化決定!! 【関連リンク】 ●TVアニメーション『デュラララ!!』公式サイト/http://www.durarara.com/ 【この記事に関連するアイテムを今すぐチェック!!】(リンク先:Amazon) ©成田良悟/アスキー・メディアワークス/池袋ダラーズ・MBS |