人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』がWii、ニンテンドーDSでゲーム化。好評発売中のWii用ソフト『涼宮ハルヒの激動』（角川書店）とWii用ソフト『涼宮ハルヒの並列』（セガ）、そして2009年5月28日発売のニンテンドーDS用ソフト『涼宮ハルヒの直列』（セガ）の3タイトルのキャンペーンによるイベントステージ、「涼宮ハルヒの連動キャンペーン スペシャルステージ」が5月23日に、お台場の東京ジョイポリスで開催された。

当日のイベントには平野綾（涼宮ハルヒ役）、後藤邑子（朝比奈みくる役）、小野大輔（古泉一樹役）、杉田智和（キョン役）、白石稔（谷口役）、松岡由貴（鶴屋さん役）といったSOS団の面々が登場。各ゲームについてのトークが展開された。

Wii『涼宮ハルヒの激動』では、このゲームのCMやプロモーション映像に平野綾本人が出演した際のエピソードを披露。「すぐゲームオーバーになっちゃって、撮影が大変でした。あと、「ハレ晴レユカイ」は自分流で覚えていて、このゲームで正しい振りを覚えました（笑）」（平野）と語った。

また、各キャストの最近のお気に入りのものを写真で紹介するというコーナーも行われ、「普段使っているペン」（平野）、「飼っている犬」（杉田）、「冷蔵庫の中に入っていた激辛調味料」（松岡）などが披露された。

次は『涼宮ハルヒの並列』。「とにかく台本の量が尋常じゃなかったですね」（杉田）、「鶴屋さんの台詞を、喜怒哀楽の「喜」と「楽」だけで演技してくれとお願いされて、大変でした（笑）」（松岡）と、アフレコ時の苦労が語られた。さらにゲームでの1シーンを生アフレコで演じるというファン垂涎ものの場面も。

最後は『涼宮ハルヒの直列』を紹介。このゲームは夏休みの怪談をテーマにしたアドベンチャーゲーム。それにちなんで、ここで怪奇現象をSOS団で作ってしまおう、ということで「もしもハルヒが○○だったら…」怖い、といったような大喜利風のコ−ナーが行われだ。楽しい回答の数々に場内の観客も抱腹絶倒。

そしてサプライズのプレゼント抽選会などもありつつ、イベントは無事幕を閉じた。

 

終了後にキャスト陣に話をうかがうことができた。

平野「ハルヒのイベントはひさしぶりだったのですごく楽しみにしていて、時間はそんなに長くなかったのですが、内容のぎっしり詰まった楽しいイベントになりました。そして、これからの展開も期待できるイベントになったのではないかと思います」

後藤「ハルヒでイベントをやるのがすごくひさしぶりだったのに、こうして今でもみんなが集結してくれるのがすごく嬉しいことだなって思いました。ハルヒをずっと観てきて、ハルヒのゲームも遊び倒してくれた方が会場に来てくれていたので、こっちがどんなネタを投げても、ハルヒに関連していれば拾ってくれるみたいな、ハルヒのことなら何を話しても大丈夫といった雰囲気でイベントをさせてもらった感じです。非常に楽しかったです」

白石「倍率がすごく高く、朝早いという厳しい条件の中、たくさんのファンの方が集まってくれて、非常に嬉しかったです。ハルヒという作品がみんなに愛されているということをあらためて実感した1日でした」

杉田「『涼宮ハルヒの憂鬱』としてのイベントがとてもひさしぶりでしたので、どのような内容になるか、多少の不安はありましたけど、始まってみるとお客さんの熱気がすごかったです。また、ちょうど新エピソードがオンエアされたタイミングでのイベントだったので、みなさんが楽しんでいただたようでそれが何よりだと思います」

小野「極上の閉鎖空間でしたね（笑）。イベントをひさしぶりにやらせてもらって、やはりこの面子は楽しいなと思いました。今回、ジョイポリスというとても特殊な場所でやらせてもらったのですが、これからもいろいろなところでイベントができればいいですね。何より僕らが楽しめたイベントだったと思います」

松岡「いつも演じる側としては、投げかけるばっかりで、みなさんの反応を見たり感じたりすることはなかなかできないのですが、こうやって、ゲームをいっぱい楽しんでいただいた熱いファンのみなさんの反応を見れて、また一段と頑張れるというやる気に繋がりました。元気をたくさんもらいました」


■Wii『涼宮ハルヒの激動』
好評発売中
9,240円（超DXパック）
7,140円（通常版）

■Wii『涼宮ハルヒの並列』
好評発売中
12,075円（超SOS団ヒロインコレクション）
7,140円（通常版）

■ニンテンドーDS『涼宮ハルヒの直列』
2009年5月28日発売
8,190円（超SOS団団員コレクション）
5,040円（通常版）

 

(C)角川書店　(C)谷川流・いとうのいぢ／SOS団　(C)SEGA
2009/5/29　アニ★ロコ