＜大原＞　
最初に伝えられた時、聞き間違いかと思いました（笑）。まさかガンダムに関わることになるなんて！そして一番上に名前があるなんて！だから正直最初は「エライことになったぞ･･･」とアワアワしたりもしました（笑）。女性キャラが主役というのも新鮮でしたが、セレーネの絵を見て、やってみせるぞと心の拳を握りましたね。彼女の知的で物憂げな眼差しに一目で惹かれました。

＜小野＞　
憧れだったガンダムパイロットになれる喜びと、偉大な作品に参加することへのプレッシ ャーが同時に湧き上がってきました。スウェンの第一印象は「クールに見えるけれど、内 に何かを秘めている人」。その「何か」が何なのかを想像してワクワクしました。

＜福山＞
本当に突然言われたのでビックリしました。実は台本をもらうまで役名の"ソル"以外、設定や性格、顔全て解らなかったので、収録の２日前に初めてソルの顔を見れて、「やっと会えた！」というのが第一印象でした（笑）。

＜大原＞
思っていたよりも、ずっとクールでドライだったので驚きました。でも、ただ冷たいだけなのとも違う。強くあろうとし、実際強いのだろうけど、その強さは、何かぬぐいきれない哀しみに根付いているような気もして。淡々と感情を抑えれば抑えるほど切ない気持ちになりました。

＜小野＞
台詞が少ない。更に無表情。最初はどう演じようかと悩みました。ただ寡黙であること、自分を崩さないことは彼の家族への想い、深い悲しみに基づいた人間性だと思います。それをふまえ、あえて淡々と演じた部分もあります。いろんな意味で"不器用"な人ですね。そこが気に入ってますけど（笑）。

＜福山＞
最初はソルの感情のさじ加減に苦労しましたが、演じるにつれ微妙なさじ加減が楽しく演じられました。実は"あたたかいヤツ"なんだな、と演じながら実感しました。