2010年1月1日 20時36分更新
新年を迎え岡山市の後楽園ではタンチョウが放たれ、訪れた人たちは庭園を優雅に舞う姿に見入っていました。
日本三名園の1つ、岡山市北区の後楽園では毎年、元日に園内で飼育されているタンチョウを放していて、庭園を優雅に飛び回る姿が正月の風物詩として観光客らの人気を集めています。
1日は朝から4000人が訪れ、メスのタンチョウ4羽が飼育員の誘導で園内の芝生に登場すると静まりかえってタンチョウが飛び立つ瞬間を待ちました。
そして、飼育員の鳴きまねを合図に4羽が一斉に舞い上がると、訪れた人たちから大きな歓声が上がりました。
1日の岡山市は冷たい風が吹くものの、よい天気となり訪れた人は雲一つ無い青空を飛ぶタンチョウの姿を楽しんでいました。
親子連れの女性は「力強い舞いを見ることができて嬉しいです。ことしも家族みんなで楽しく過ごしたいです。」と話していました。