2010年1月1日 17時51分更新
毎年多くの初詣での人たちでにぎわう岡山市北区の最上稲荷の参道沿いでは、元日の混雑を避けるため大みそかの31日、一足早く年賀状が配達されました。
岡山市北区にある最上稲荷は毎年、大勢の人が初詣でに訪れ、狭い参道にある商店や住宅への年賀状の配達が難しくなるため、大みそかに年賀状が届けられます。
31日は午後4時すぎから配達員2人がバイクで参道にあるおよそ30軒の店舗や住宅を1軒ずつ回り2000通あまりの年賀状を配達しました。
配達員が「年賀状です」と言いながら店に入って、店の人に年賀状を手渡すと、親戚や友人から届いた年賀状に早速、嬉しそう目を通していました。
参道では表に出て今や遅しと年賀状の到着を待つ男の子の姿も見られました。
年賀状を受け取った男性は「元日の忙しくなる直前に配達してくれてみなさんよりも一足先に見られるのは嬉しいです。年賀状を受け取るとこれから頑張って商売しようという気持ちになります。」と話していました。