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	大阪港車両火災殺人で容疑者逮捕
	マンション火災で１人死亡　京都市南区
	帰省ラッシュ始まる
	あいりん地区の越年対策はじまる、「利用率低下は生活保護の増加が理由か」
	最後の被災マンション、１５年ぶりに完成　宝塚市
	生活・就労年末緊急ワンストップ相談　京都府
	年末の話題　“三井の晩鐘”すす払い・三味線餅つき
	大阪港で軽自動車炎上　車内に２人の遺体

最終更新日時：2009年12月29日 18:49

大阪港車両火災殺人で容疑者逮捕

現場近くにいた容疑者を逮捕

２８日夜、大阪港の埋立地で全焼した車の中から２人の遺体が見つかった事件で、警察は２９日、現場近くにいた自称飲食店店長の男を殺人の疑いで逮捕しました。殺人の疑いで逮捕されたのは自称飲食店店長小北進容疑者（３７）です。この事件は２８日夜大阪市此花区常吉の路上で軽自動車が全焼し、中から七輪や練炭の燃えかすと一緒に成人男性と女性とみられる遺体が見つかったものです。捜査員が現場近くにいた小北容疑者に事情を聴いたところ、「３人で心中するつもりで火をつけた」と犯行を認めたため逮捕しました。小北容疑者を知る人は「(小北容疑者は)礼儀正しくて温和な人。（最後に見たのは）おととい、日曜日。（変わった様子は）なくてごく普通」と話していました。警察は遺体の身元を調べるとともに、犯行に至った経緯を追及しています。

( 2009/12/29 18:49 更新)

マンション火災で１人死亡　京都市南区

２９日午後、京都市南区のマンションの一室で火事があり、焼け跡からこの部屋に住む６５歳の男性とみられる遺体が見つかりました。２９日午後３時４０分ごろ、京都市南区吉祥院石原上川原町のマンションで「５階から煙と炎が出ている」と消防に通報がありました。火は一室をほぼ全焼し、約５０分後に消し止められ、焼け跡からこの部屋に住む秋山久光さん（６５）とみられる遺体がみつかりました。消防によると秋山さんは妻と２人暮らしで、妻は外出中だったということです。近所の人は「秋山さんは足が悪かったから、５階から下りられなかったと思う」と話していました。警察では遺体の身元の確認を急ぎ、出火原因について調べています。

( 2009/12/29 18:46 更新)

帰省ラッシュ始まる　

列車の帰省は３０日がピーク

年末年始をふるさとなどで迎える人たちの帰省ラッシュが２９日始まり、鉄道を中心に混雑しました。新幹線の新大阪駅では、朝から帰省客らの姿が見られ、午後１時９分発博多行きののぞみで自由席の乗車率が１５０パーセントになるなど、多くの下り列車が混み合いました。帰省ら客は、「山口の徳山に行きます。インフルエンザが流行っているので、あまりで歩かないように、家でゆっくりします」「子供たちが岡山に帰省です。私はまだ仕事が残っておりますので・・・」などと話していました。鉄道の帰省ラッシュのピークは３０日で、Ｕターンラッシュは年明け３日がピークです。一方、空の便は大阪空港発九州方面行きを中心に一部がほぼ満席になりました。また、関西空港ではアメリカでのテロ未遂事件を受けて北米行きの便で乗客への検査が厳重に行われていました。

( 2009/12/29 18:45 更新)

あいりん地区の越年対策はじまる、「利用率低下は生活保護の増加が理由か」

視察する平松・大阪市長

年末年始の就労が困難になる大阪市のあいりん地区の日雇い労働者に向けた住宅や食事の提供が始まり、平松市長が視察に訪れました。大阪市住之江区の臨時施設では、朝から日雇い労働者が日用品や新型インフルエンザ対策のマスクを受け取っていました。越年対策は市と府が毎年行っているもので、２９日は、平松市長が視察に訪れました。入所できるのは、あいりん地区に住む４０歳以上の日雇い労働者で、来年５日までの間、１２５０人の利用が見込まれています。初日の利用者は約４４０人で去年の半分ほどだということですが、市内の生活保護率は増え続け約５％と、政令市でもっとも高い割合となっています。平松市長は、「国や府県レベルで支えなければいけない雇用というのが、どういうものなのか真剣に考えてほしい。我々としても提案できるものは提案していきたい」と話しました。入所の受付は３０日、正午まで行われています。

( 2009/12/29 18:43 更新)

最後の被災マンション、１５年ぶりに完成　宝塚市

昔の仲間が集まった

阪神・淡路大震災からまもなく１５年を迎えます。被災からただ一つ再建されていなかった宝塚市のマンションが２９日完成し、見学会が行われました。再建されたマンションを訪れた元住民達。震災と１５年の歳月を経てコミュニティが戻ることはありませんでした。かつてこの場所にあった「宝塚第３コーポラス」は、震災で壁が崩れ柱にはひびが入るなど、「半壊」と判定されました。一度は建替えで住民がまとまったものの、修理で十分とする一部の人とは裁判となり、完成したときには被災からほぼ１５年が経っていました。
「いいですねえ。全然違います。時間戻したいぐらいです」（元住民）
戻ってこられるのは、住んでいた１３１家族のうちわずかに一家族。多くの人たちがすでに別に家を購入するなどしていて、マンションに戻ることはできませんでした。「嬉しいですけど、経済的に苦しいです」（新しいマンションに入居する村山勝代さん）
「１５年は長い。せめて５年ぐらいで決着つくと思ってたから」（戻らない元住民）「みんなでいっしょに帰ろうといってたのにねえ」（村山さん）
１５年の歳月を経て完成したマンション。新たな住民の入居は来年３月から始まります。

( 2009/12/29 18:40 更新)

生活・就労年末緊急ワンストップ相談　京都府

京都ジョブパーク

京都では職業や住まいなどをなくした人たちを対象とした無料の相談会が２９日、開かれています。「生活・就労年末緊急ワンストップ相談」は、仕事や住まいをなくした人が年末年始を安心して過ごせるようにと、京都府などが開いているものです。京都府内の１１月の有効求人倍率は０．５１パーセントと厳しい状況が続いていて、府では住まいのない人が短期間無料で滞在できる部屋を確保しています。相談会は２９日と３０日京都府内の２ヵ所で開かれます。
【生活・就労年末緊急ワンストップ相談】
２９日・３０日の午前８時半～午後５時１５分
京都ジョブパーク（京都市・南区）
福知山市民会館（京都・福知山市)

( 2009/12/29 12:07 更新)

年末の話題　“三井の晩鐘”すす払い・三味線餅つき

ひと足早く迎春ムード（徳島・美馬市）

滋賀県大津市の通称・三井寺では、「三井の晩鐘」として知られる釣鐘のすす払いが行なわれました。この鐘は約４００年前に作られ、日本三大銘鐘の一つに数えられています。僧侶たちが１年間のホコリを払い落とし新年を迎える準備の整った「三井の晩鐘」は、大晦日に美しい音色を響かせます。
徳島県美馬市では、江戸時代に阿波の藍染めで栄えた豪商が始めたとされる「三味線餅つき」が行われました。威勢良くつきあげられた餅は市民にふるまわれ、会場は迎春ムードに包まれました。

( 2009/12/29 10:53 更新)

大阪港で軽自動車炎上　車内に２人の遺体

車内から七輪・練炭（大阪・此花区）

２８日夜、大阪港の埋立地で軽自動車が炎上し、中から２人の遺体が見つかりました。警察は事件と自殺の両面で調べています。
２８日午後１１時ごろ、大阪市此花区の路上で「車が燃えている」と、通りがかったトラックの運転手から通報がありました。消防隊が火を消しとめて調べたところ、後部座席から２人の遺体が見つかりました。ともに成人とみられ、性別はわかっていません。車は軽のミニバンタイプで、消防によりますと、車内から七輪と練炭の燃えカスが見つかったということです。現場は倉庫や資材置き場の並ぶ港湾地帯で、夜間の人通りはほとんどありません。警察は身元の特定を急ぎ、事件と自殺の両面で調べています。

( 2009/12/29 10:52 更新)

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