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余部事故から23年 鉄橋の下で最後の慰霊法要
衆院選一票の格差「違法判決」 大阪高裁
橋下知事 ワッハ上方の現地存続を決断
メッセンジャー 黒田容疑者 暴行認める供述
阪堺電鉄社長が堺市長に支援要望
干支の引継ぎ式
監禁の警察官ら 被害者に「迷惑料」要求
京都府舞鶴市で玉突き事故
最終更新日時:2009年12月29日 02:17
 

余部事故から23年 鉄橋の下で最後の慰霊法要
来秋には遺族悲願の架け替え
12人が死傷した余部鉄橋の事故から丸23年を迎え、架け替え前の橋の下では最後となる慰霊法要が行われました。
兵庫県香美町にある余部鉄橋の下の慰霊碑前では、遺族ら100人が事故の発生時刻に黙祷を捧げ、犠牲者の冥福を祈りました。この事故は23年前、回送中の列車が強風のため高さ41mの余部鉄橋から転落し、橋の下のカニ加工場で働いていた主婦ら12人が死傷したものです。余部鉄橋は現在、遺族らの訴えでコンクリート橋への架け替え工事が行われています。遺族会会長の岡本倫明さんは「亡くなった妻には、今度はもう列車が落ちないように橋も変わるから、安心して成仏したらええと言った」と話していました。コンクリート橋は来年秋の完成です。
( 2009/12/29 2:17: 更新)
衆院選一票の格差「違法判決」 大阪高裁
「画期的判決」と原告側
ことし8月の総選挙をめぐり選挙区の間で1票の価値に2倍以上の格差が生じたのは憲法違反だと有権者が訴えた裁判で、大阪高等裁判所は、「選挙は違法」とする判決を下しました。
この裁判は、今年8月の総選挙で1票の格差が2倍を超えたのは選挙権の平等を定めた憲法に違反するとして、大阪9区の有権者が選挙のやり直しを求めていたものです。総選挙では、有権者数が最も少ない高知3区と大阪9区との間で、一票の格差が2.05倍ありました。判決で大阪高裁の成田喜達裁判長は、「選挙を無効にすれば著しい障害が生じる」として訴えを退けました。しかし、「格差が2倍に達する事態は大多数の国民の視点から耐え難い不平等と感じられている」と指摘し、「選挙は違法だった」という判断を示しました。
「憲法の番人として、大阪高裁が使命を果たした。まさに歴史的な瞬間」(
原告側の弁護士)
この判決で、大阪高裁は「1票の格差」を放置した国会の怠慢を厳しく批判しました。格差が生まれる背景には小選挙区の「1人別枠方式」があります。それは、小選挙区の定数300をまず47の都道府県に1ずつ振り分け、残りの議席を人口比に応じて振り分けるもので、人口が少ない地域に配慮するのが狙いです。この方式は1994年の小選挙区制開始と共に導入され、一票の格差が大きかった中選挙区制時代よりは改善に一定の効果がみられました。しかし、それでも較差が最大で2倍を超える状態は変わらず、大阪高裁は「94年に格差が改善されたことに甘んじ、その後、法律を改定する努力が払われたあとはない」と国会を痛烈に批判しました。

「基本的には違憲状態は好ましくない。少なくともそういう状態はできるだけ早く解消していかなければいけないだろう」(平野官房長官)

今回の判決は、違法状態を放置した国会のあり方についても「憲法上許されない」と強く踏み込んで言及していて、選挙に関する法律の改定など、本格的な対応を迫っています。
( 2009/12/28 19:22 更新)
橋下知事 ワッハ上方の現地存続を決断
現地存続で決着
現地存続か移転かをめぐってモメにモメていた「ワッハ上方」。橋下知事は移転先として挙げていた通天閣に陳謝し、現地存続の方針を明らかにしました。
「現地存続という判断をしました。本当に(通天閣の)社長には申し訳ないと思っている。」
28日朝、通天閣の西上雅章社長に、こう頭を下げた大阪府の橋下知事。
「通天閣への移転以外選択肢は有り得ない」としていたワッハ上方について、現在の千日前の場所で存続させることを決め、謝罪に訪れたのです。ワッハ上方をめぐってはビルを所有する吉本興業が「移転なら補償を求める」と反発するなど、泥仕合が勃発。結論は先送りされてきました。しかし、現地存続を強く望む吉本興業などが、府が負担している年間4億円の運営費を1億円程度に軽減するという大幅な譲歩案とともに入場者を年間40万人に増やすという目標を提示。これを受けて方針は一転。2度にわたる議論の末、最終的な判断を委ねられた橋下知事が、現地存続を決断したのです。
「吉本興業の意気込みが圧倒的に強いのかって言ったら、そこは正直分からないですけど、今、お笑いの文化を引っ張っているのは吉本興業であることは間違いありませんからそこは、最後蹴ることは出来なかった。」(橋下知事)。
一方で、40万人という入場者の目標が達成されなかった場合「有無を言わさず廃館にする」とも明言した橋下知事。現在、年間入場者数が5万人程度のワッハ上方にとって、むしろここからが正念場と言えそうです。
( 2009/12/28 19:21 更新)
メッセンジャー 黒田容疑者 暴行認める供述
黒田有容疑者(39)
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大阪ミナミのガールズバーで店長に重傷を負わせたとして逮捕されたお笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有容疑者(39)が、暴行を認める供述を始めていることが分かりました。
黒田容疑者は大阪ミナミのガールズバーで、飲食代として25万円を請求されたことに腹を立て、友人の男(40)と共に男性店長(23)に暴行を加え、顔の骨を折る大ケガをさせた傷害の疑いで逮捕されています。黒田容疑者は当初、容疑を否認していましたが、警察によりますと「髪の毛を掴んだ。友人よりも自分が先に手を出した」と一部暴行を認める供述を始めたということです。また、他にも「蹴ったような気がする」とも話しているということです。警察は引き続き詳しい経緯を調べる方針です。
( 2009/12/28 19:21 更新)
阪堺電鉄社長が堺市長に支援要望
「阪堺線存続」に支援要望
大阪唯一の路面電車阪堺電鉄の社長が堺市の竹山市長のもとを訪れ阪堺線への支援を求める緊急要請を行いました。阪堺線は堺市内だけで年2億円の赤字となっていて、当初、堺市の次世代型路面電車LRTと連携して経営を立て直す計画でした。しかし竹山市長はLRT計画の中止を表明していて、きょう阪堺電鉄の社長がこのままでは阪堺線を存続できないとして市に対し早急な対応を求めました。堺市の竹山市長は「基本的には存続したい。お互い役割分担して阪堺線を存続させていくか議論していく」と話していました。竹山市長は今後、阪堺電鉄と存続に向けて協議を行う方針です。
( 2009/12/28 19:19 更新)
干支の引継ぎ式
通天閣 年の瀬の恒例行事
今年も残すところ、あとわずかとなりました。大阪の通天閣では、年の瀬の恒例行事、「干支の引継ぎ式」が行われました。今年で54回目を迎えた干支の引継ぎ式。通天閣の展望台で今年の干支の牛が、「日本経済の足を引っ張り、誠にモーしわけありません」と1年の総括を述べると、来年の干支の虎は、「こんなデフレ不況、タイガーいにして下さい。虎口を脱し、千里行って千里帰る行動力で、日本経済の再生にトライし福をトラえます」と新年の抱負を述べました。長引く不況や新型インフルエンザなど暗い話題が多かった2009年。来年はトラの願い通りいい年となるのでしょうか。
( 2009/12/28 19:19 更新)
監禁の警察官ら 被害者に「迷惑料」要求
「迷惑料を支払う」と誓約書を書かせる(富岡龍也容疑者を乗せた車)
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兵庫県警の警察官ら4人が男子大学生を監禁して、暴行を加えケガをさせた事件で、4人が大学生に誓約書を書かせ、迷惑料を要求していたことがわかりました。監禁致傷の疑いで逮捕された芦屋警察署の巡査富岡龍也容疑者(21)ら4人の身柄は、神戸地方検察庁に送られました。この事件は、富岡容疑者らが22日夜から26日昼にかけて、4人のうちの大森さゆり容疑者(21)と交際トラブルのあった男子大学生(19)を神戸市内のマンションに監禁して、暴行を加えケガをさせたものです。その後の調べで、富岡容疑者らは男子大学生に対し、トラブルを解決するため迷惑料を支払うと、誓約書を書かせていたことがわかりました。警察では4人を恐喝未遂の疑いでも調べる方針です。
( 2009/12/28 12:09 更新)
京都府舞鶴市で玉突き事故
動画を見る
27日京都府舞鶴市で車6台が絡む玉突き事故があり、8人が重軽傷を負いました。警察はトラック運転手の男を現行犯逮捕しました。午後1時28分頃、京都府舞鶴市の国道175号線で、信号で停まっていた車の列に大型トラックが追突し、あわせて6台の車が玉突き衝突しました。この事故で追突された車に乗っていた4歳から72歳までの男女8人が、顔や腰を打つなど重軽傷を負いました。警察は追突したトラックを運転していた、山口県下関市の中村克利容疑者(47)を、自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕しました。調べによりますと中村容疑者は、仕事で群馬県から佐賀県に向かう途中で、「前方不注意だった」と容疑を認めているということです。警察は中村容疑者から事故当時の様子を詳しく聞いています。
( 2009/12/28 10:14 更新)


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