TOP > NEWS > SPACE > 太陽系 > 冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」、中間地点を通過

冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」、中間地点を通過

[PR]

New Horizons
Image credit: NASA

ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所 (APL) の運用チームは12月29日、冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」が地球と冥王星の中間地点を通過したと発表した。

チームによると、「ニュー・ホライズンズ」は現在冥王星に向けて、1日あたり120万kmの速度で飛行を続けており、地球から約24億6300万km、冥王星から約24億6200万km離れた地点を通過し、ついに地球よりも冥王星の方が近くなった。

「ミッションチームは冥王星までまだ長い道のりであることを知っているが、我々は宇宙船をこの重要なポイントに持ってきたことに誇りに思う」

今回の発表について、プロジェクト主席研究官であるアラン・スターン(Alan Stern)博士はこのように述べた。

ニュー・ホライズンズは2006年1月19日にアトラスVロケットによって打ち上げられ、2007年2月に木星スウィングバイを行った。現在、冥王星に向かって順調に飛行を続けており、2015年7月14日に冥王星に到着する予定となっている。

写真=NASA。

■New Horizons Crosses a Threshold: Closer to Pluto than Earth
http://pluto.jhuapl.edu/news_center/news/20091229.php

Written by sorae.jp編集部宇宙班

太陽系 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP