2009年12月31日 19時25分更新
大みそかの31日、各地のそば屋は1年の締めくくりに食べる年越しそばを買い求める客でにぎわっています。
年越しそばはそばのように細く長く健康に暮らせることを願って1年の締めくくりの大みそかに食べるもので、岡山市北区中山下のそば屋には朝早くから大勢の客がそばを買い求めにきています。
このそば屋では31日だけで持ち帰り用の予約分と店内での食事の分あわせてふだんのおよそ1週間分にあたる700食を準備していて職人は徹夜でそば打ちの作業に追われたということです。
けさの県内は寒さが厳しくそばが伸びにくかったということで、そばをこねるために水ではなく温かい湯を使用したということです。
職人はこねたそばを棒を使って薄く伸ばし包丁で軽やかに切りそろえてそばを仕上げていました。
そばを買い求めにきた親子連れの男性は「きょうの夜に家族みんなで家でゆっくり食べようと思い買いに来ました。来年も健康に過ごせればいいと思います。」と話していました。