地方参政権獲得運動を進めている全国の民団と傘下団体の幹部を激励する「参政権獲得に関する激励懇談会」が4日、都内のホテルで開かれた。三経グループ(本社・新宿)会長の兪在根氏(民団中央本部顧問)が主催し、およそ30人が出席した。
16年以上にわたる永住外国人地方参政権獲得運動に対して兪会長は「多くの方が大変な努力をされている」と全国の関係者に謝意を表した。そして、「地方参政権は当然の権利だと思う。日本の国家・国民が認めてくれるべきだ。永住している私たちにとってこれほどの精神的安定感を得られるものはないだろう。実現すれば私たちの戦後が終わるのでないかと思っている」とあいさつした。兪会長(写真右)は激励金として1000万円を鄭進民団中央本部団長に手渡した。
鄭進団長は支援に感謝しながら、「来年には地方参政権法案が必ずや通過するよう努力する」といっそうの運動推進を誓った。 |