県内ニュース
イブニング・シックス
帰省ラッシュがピーク〜JRでは混雑(12月30日)
正月を故郷(ふるさと)や行楽地などで過ごす人たちの「帰省ラッシュ」はピークを迎え、県内の新幹線でも、混雑が見られました。このうち、JR福島駅の新幹線ホームでは、午前中から、大きな荷物を持って列車を降りる家族連れの姿が目立ちました。東北新幹線の下りの自由席は、午後の一部の列車で乗車率が100パーセントを超え、JR福島支店によりますと、あすも午前から午後にかけ、下りの指定席はほぼ満席だということです。新幹線のUターンのピークは、来月3日と見られています。一方の高速道路は、ETCの休日割引が、年末は適用されないこともあり、県内では目立った混雑はなく、あすもスムーズに流れるものと見られています。
お年寄りにおせちの食材をプレゼント(12月30日)
今年も残すところ、あと1日となりました。会津若松市ではひとり暮らしのお年寄りに「おせち料理」の食材が、プレゼントされました。この食材のプレゼントは、子どもや孫たちといっしょに暮らしていないお年寄りたちに、明るいお正月を過ごしてもらおうと、会津若松市湊町(みなとまち)の協議会が、10年ほど前から行っています。ことし用意されたのは、「かまぼこ」や「数の子」そして「年越しそば」など9種類の食材で、町内のボランティアたちが丁寧に詰め合わせ作業を行いました。また、食材には、地元の小学校の子どもたちが書いた手紙が、添えられました。このあと湊町地区の58世帯のお年寄りに「料理」が配られました。手紙には、「いつまでも元気に頑張ってください」などと書かれていて、お年寄りたちは、心のこもったプレゼントを喜んでいました。
夫婦ゲンカの末に殺人未遂〜夫婦を逮捕(12月30日)
夫婦ゲンカの末に夫を包丁で刺した疑いで、郡山市の56歳の妻が逮捕され、夫も傷害容疑で逮捕されました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、郡山市逢瀬町の無職、笹川(ささがわ)スミ子容疑者56歳です。警察によりますとスミ子容疑者は、きょう午前2時ごろ、些細な口論から夫とケンカになり、夫の背中を、台所にあった文化包丁で刺した疑いが持たれています。刺された夫は、全治3週間のケガをしました。スミ子容疑者は警察の取り調べに対し、容疑を認めているということです。この事件では、夫の末五郎(すえごろう)容疑者も、ケンカの際にスミ子容疑者を殴り、全治3週間のケガをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。末五郎容疑者は当時、酒に酔っていたということです。
年末生活相談会(12月29日)
年末を迎え、県は、生活に困っている人たちを対象とした生活相談会を県内各地で開きました。この「年末生活相談会」は自治体とハローワークなどの機関が連携し、県内5か所で開かれました。相談の対象になるのは仕事を探していて生活や住宅の確保に困っている人たちです。このうち県北地区では福島市役所に総合受け付けが設けられ、住宅の確保や生活保護、仕事についてなど、担当者が訪れた人たちの相談に乗っていました。きょうこちらの窓口に訪れたのは13人で、生活保護についての相談が多かったということです。この「年末生活相談会」はあすも開かれることになっています。
泉崎村が東北道パーキングで分譲地PR(12月29日)
高速道路を利用する人たちに村の良さを知ってもらおうと泉崎村の関係者が高速道路のパーキングエリアで観光キャンペーンを行いました。このキャンペーンは泉崎村が毎年行っているもので今年で6回目となります。東北自動車道・安積パーキングエリアでは久保木(くぼき)村長をはじめ村の関係者17人が、観光と分譲地を紹介したパンフレットや特産品などを配って村の魅力をアピールしていました。天王台(てんのうだい)ニュータウンは198区画のうちまだ、73区画が売れ残っていて村の関係者は一日も早く完売したいと熱心にPRしていました。泉崎村では来年2月と3月に東京の銀座で田舎暮らし相談会を開くことにしています。
年末緊急職業相談(12月29日)
雇用不安が深刻さを増す中郡山市のハローワークでは年末の緊急相談窓口を開設しました。この「年末緊急職業相談」は雇い止めや派遣切りで仕事を失った人など職を求めている全ての人たちを対象に設けられました。年末に休日返上で行われるのは去年に続いて2回目です。窓口では求人情報の提供などのサービスを行っていて、きょうだけで73件の相談が寄せられました。福島労働局では、景気が急速に悪化した去年10月から来年3月までに失業する人の数は県全体で8069人にのぼるとみています。この緊急相談窓口は、福島市といわき市でも開かれていて、あすも、受け付けが行われます。