(cache) ドラッグ事件多発で淀んだニッポン　次にヤバい人はあのおバカキャラ!?

　2009年、芸能界を震撼させた事件といえば、やはりドラッグだろう。1月22日、小向美奈子が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕。8月2日には、MDMAを使用し、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで押尾学が逮捕された。翌日、酒井法子の夫である自称プロサーファーの高相祐一が、東京都渋谷区の路上で、覚せい剤取締法違反（所持）容疑で現行犯逮捕。現場に駆けつけたのりピーは、渋谷警察署への任意同行を求められたがこれを拒否し、失踪（「この辱め、どうしてくれるの」という名台詞を残したという）。所属事務所社長が会見で「法子、どこにいるんだ、連絡をくれ」と呼びかける異常事態に発展し、「夫に裏切られて失意のうちに失踪したのか？」と同情の目が向けられるも、実はのりピーも覚せい剤常用者だったというオチ。かつての国民的アイドルに逮捕状が出されるという事件に発展した。

　これを受けて、大手芸能事務所のスターダストプロモーションが、芸能界初の所属タレント薬物自主検査に踏み切り、同時期に同事務所から解雇された沢尻エリカにまで薬物使用疑惑の目が向けられることになった。エリカ様だけではない、のりピー夫妻と友人関係にあった木村拓哉・工藤静香夫妻や江口洋介・森高千里夫妻、押尾学と交際しているとウワサされた人気モデル佐々木希、映画の完成披露試写会で奇行を見せた上野樹里など、多くのタレントに対してクスリ疑惑がかけられるなど、今夏の「のり塩事件」は芸能界全体に多大な影響を及ぼした。

　だが、前出の面々よりも「疑惑」の色が濃いのは、メンズサイゾーで8月に取り上げたあのおバカタレントではないだろうか。山田優の弟として『クイズ！ヘキサゴンⅡ』（フジテレビ系）で日の目を浴びた山田親太朗である。7月に生放送された『FNS 26時間テレビ』（同）で、「バッタがいた！　だってホントに、ホントにいる！」と騒ぐなど、おバカキャラの度を超えた妄言を吐いた親太朗。タダのおバカか、それとも......。

　ドラッグによって逮捕された芸能人の背後には、政界・財界の大物やヤクザがついているというウワサも一般に広まり、芸能界の闇の部分が大々的に露出した09年。2010年は、業界のクリーン化に努めてほしいものである。

【関連記事】芸能界ドラッグ事件簿　実刑を受けても復帰できるというおかしな業界
【関連記事】テレビに出して大丈夫？　山田優の弟が見せた奇行の数々
【関連記事】サエコもアブない？　元・折口ガールズを取り巻く黒い噂が再興！
【関連記事】沢尻エリカ、日本の芸能界に1ミリの未練もナシ!?
【関連記事】児童ポルノで逮捕された着エロメーカーの広報用資料で発覚した事実