白組の超目玉！矢沢永吉、初の紅白ステージへ！

　歌手の矢沢永吉（６０）が、大みそかの「第６０回ＮＨＫ紅白歌合戦」の白組特別枠として初出場することが決定的になった。３０日、東京・渋谷のＮＨＫホールでリハーサル２日目が行われ、総合統括の井上啓輔チーフプロデューサー（４３）が、シークレットゲストが出演することを発表。「当日（３１日）まで誰かは明かさない」としたが、水面下では矢沢に内定。超大物がついに紅白のステージに立つ。

　“還暦”を迎えたメモリアル紅白に最後のサプライズが待ち受けていた。これまで度重なるオファーにも出演を固辞していた矢沢が初出場することになった。

　井上ＣＰは、英女性歌手のスーザン・ボイル（４８）が紅組応援歌手として出場することに対し、白組の特別出場枠があると発表。しかし午後９時以降に国内アーティストが歌うということ以外は、報道陣だけでなく司会や出演者にも「当日のお楽しみ」と完全なシークレット。「第６０回ならではの人。大変なサプライズになると思う。パフォーマンス内容も言えない」と、かたくなに口を閉ざした。

　直後からＮＨＫホールの報道陣だけでなく関係者の中でも話題となり、矢沢らの名前が浮上。複数の関係者の話で、矢沢の出演が確実視されることとなった。矢沢は今年９月、紅白と同様に還暦を迎えた。

　今回の紅白も、ＮＨＫは数々の大物アーティストに振られ、矢沢についても、出演者発表時に「夏から打診してきたが、期限までに回答を得られなかった」と説明していた。井上ＣＰはこの日、シークレット出演者について「みなさんと同じ交渉を行ってきた」とした。

　出演は嵐の後になるとみられ、中継ではなくＮＨＫホールでパフォーマンスを披露する。

　当日までのシークレットで出場時間も隠すことで、視聴率アップにもつながることに。「ＮＨＫというメディアは、きれい事を言うと視聴率じゃないけど、気持ちとしては１００％見てほしいと思っている」と井上ＣＰ。「クオリティーは、ここ数年の方が良くなっている。反省しないといけない部分もあるけど、以前よりも時代にマッチしている」と自信ものぞかせた。