2009年12月30日 20時2分更新
12月26日、沖縄県那覇市の国道で、車3台にぶつかり、酒酔い運転の疑いで逮捕されたアメリカ空軍の29歳の兵士について、警察はこの事故で、ぶつけられた車に乗っていた女性にけがをさせたとして、自動車運転過失傷害の疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、アメリカ軍嘉手納基地所属の2等軍曹、ジェームス・キニー・ジュニア容疑者(29歳)です。
警察の調べによりますと、キニー容疑者は12月26日の午後3時過ぎ、那覇市久茂地の国道58号線で(くもじ)乗用車で交差点を左折したところ対向車線にはみ出し、信号待ちしていた車3台にぶつかった時、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため、酒酔い運転の疑いでその場で逮捕されました。
警察では当初、けが人はいないと発表していましたがその後、ぶつけられた車に乗っていた31歳の女性が首や肩に打撲などの全治2週間のけがをしていたことがわかり、30日、キニー容疑者を自動車運転過失傷害の疑いで再逮捕しました。
警察の調べに対し、キニー容疑者は容疑を認めているということです。
警察では、事故に至ったいきさつなどを詳しく調べることにしています。