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６回、井岡（右）は国重のボディーをとらえる（撮影・宮崎幸一）

＜プロボクシング：ライトフライ級ノンタイトル１０回戦＞◇２９日◇大阪府立体育館

　元世界２階級王者井岡弘樹氏（井岡ジム会長）のおいで日本ミニマム級６位の井岡一翔（２０＝井岡）が、プロ３戦目の「世界前哨戦」をクリアした。ＷＢＡ世界ライトフライ級９位国重隆（３３＝大阪帝拳）に最大７点ポイント差の３－０判定で快勝。世界ランク入りは確実で、陣営は来年４月にも大阪で世界初挑戦するプランを口にした。世界挑戦経験もあるベテラン相手に３連続ＫＯは逃したが「１０ラウンドやり切ったことがよかった。もっと練習すれば（世界戦が）決まっても自信はある」と井岡。ターゲットはＷＢＣライトフライ級王者マヨール（フィリピン）かＷＢＡ同級王者セグラ（メキシコ）になる。

　［2009年12月30日7時59分　紙面から］

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