民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し「土地代金の決済資金が足りず、ほかの団体から借りて集めた」と話していることが29日、関係者の話で分かった。購入前に小沢氏個人から提供された4億円や小沢氏関連の政治団体からの資金計約1億8千万円を政治資金収支報告書に記載しなかったことも認めているという。
石川議員は当時陸山会の会計事務を担当。特捜部は年明けに改めて石川議員から事情聴取するなど、土地購入前後の複雑な資金移動の解明を進める。
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