政府の事業仕分けで仕分け人を務めた民主党の蓮舫参院議員(42)が、著作権法上の問題が指摘されているゲームツール「マジコン」を息子が使っていたことを自身のミニブログ「ツイッター」で暴露し、指摘を受けてこの息子を「説教」していたことを告白した。
蓮舫氏が書き込んだのは、ネット上に違法コピーされたニンテンドーDSのソフトを無料でダウンロードできることから、任天堂が対策に乗り出しているツール「マジコン」について。29日午前に「DS『イナズマイレブン2』の改造コードの入れ方をどなたかご存知ですか?私にはさっぱり…」とゲームを無料で取り込むためのコードを問い合わせた。
この書き込みに他のユーザーから「蓮舫さんもR4(注:マジコン)とか使ってるのかな? 著作権大丈夫ですか?」「政府が規制してる製品ですよ。 危ないな〜ってね」などと、問題点が指摘された。これに対して蓮舫氏は「意味をようやく理解。完璧にダメですね。今、息子に説教中」「学習しました!」などと、違法性の高さを認識しないまま書き込んだことを反省し、息子に説諭したとことを明らかにした。
蓮舫氏は先の事業仕分けで、スーパーコンピューター関連予算を「世界2位ではダメなのか」などと批判、事実上凍結の判断を下し、ノーベル賞受賞者らから批判を受けていた。
“スパコンキラー“のマジコン利用告白に、他のユーザーから「改造コードはいいことではないのでね(^^; もっと違うところでどうして頭を使わないかな!」と書き込みされるなど、蓮舫氏にとってバツの悪い年の瀬となった。