計量後、ポーズをとる井岡一翔(右)と國重隆=シェラトン都ホテル大阪
「ノンタイトル・Lフライ級10回戦」(29日、大阪府立体育会館)
計量を48・8キロでパスした井岡一翔(井岡)は「(減量は)全然楽でした。体調はバッチリ。後はあしたリングに上がるだけです」と笑みを浮かべた。プロ3戦目で世界ランカーと拳を交えるが、「デビュー戦よりリラックスできている」と涼しい顔。世界戦を差し置いてメーンを張る“大器”は「とにかく勝って世界ランカーになるだけ。できればKOで勝ちたい」。20歳の視線は、ずっと先を見据えている。
(2009年12月28日)