歌手の詩音容疑者を起訴 合成麻薬ケタミン吸引の罪

 横浜地検は28日、合成麻薬「ケタミン」を吸引したとして麻薬取締法違反罪で、韓国籍の女性歌手詩音(本名朴有香)容疑者(26)を起訴した。

 起訴状によると、12月9日ごろ、横浜市中区の自宅で、ケタミンを使用したとしている。

 詩音被告は自宅でケタミンの粉末0・003グラムを所持していた容疑でも神奈川県警に逮捕されたが、地検は、微量だったとして起訴猶予処分とした。

 詩音被告は2004年から出身地の横浜市で音楽活動を始めた。昨年5月発売のデビューアルバムは、音楽情報会社オリコンのランキングで9位を記録するなど若者に人気だった。

(2009年12月28日)

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