使い方広がる携帯のGPS=終電お知らせ、健康づくりに活用
12月27日17時0分配信 時事通信
通信衛星で居場所を特定する全地球測位システム(GPS)を活用した携帯電話のサービスが広がっている。子どもの場所を確認するのに利用するだけでなく、最寄り駅の終電時間を自動的に通知したり、ジョギングで消費したカロリーを計算し健康づくりに役立てるサービスが話題。GPSの活用で携帯の利便性は一段と高まりそうだ。
NTTドコモは、今冬発売モデルの一部に携帯の位置を定期的に測り、自動で事業者に情報提供する機能を設けた。有料サービスに申し込むと、夜遅くどこにいても、終電に間に合うよう自宅に近い駅までの最終電車の経路が自動的に配信される。また飛行機に乗る際、空港に近づくと搭乗ゲートや座席番号を教えてくれたり、目的地に着くとその地域のお薦め情報や天気を案内してくれたりするサービスもある。
KDDI(au)では「スマートスポーツ」が人気だ。ジョギングで走ったルートを地図に表示し、距離と時間からペース配分をアドバイスしたり、消費カロリーを計算したりするもの。サービスは2008年に開始し、会員数は150万人を突破した。
ソフトバンクモバイルが販売するiPhone(アイフォーン)でも、同様なジョギング関連のほか、現在地の天気予報などGPSを活用した多彩なソフトがそろっている。
【関連ニュース】
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最終更新:12月27日17時4分
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