「数学」の勉強方法
2009-10-09 10:36:54 Theme: ブログみなさんこんにちは。
日本興亜損保 リスク管理部保険数理室の島本です。
昨日の更新で古屋さんが既に予告されてますが、今日は
アクチュアリー試験「数学」の合格に向けた勉強方法について書かせてもらいます
先日の模擬試験の終了後に「合格に向けたポイント」と「公式集」を配りましたが、十分な説明ができませんでしたのでその補足も兼ねまして・・・(^_^;)
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試験勉強で一番重要なのは、
≪教科書の選び方&使い方≫
だと思ってます。
勉強するには教科書がないとどうしようもありません。
でも、アクチュアリー会指定の教科書は参考書を含めて6冊もあり、過去問も買うことを考えると大変です。。。
試験まで時間も限られてますので、厳選した教科書で勉強するべきですよね。
オススメは
◆『確率統計演習1 確率』(培風館)
◆『確率統計演習2 統計』(同上)
◆『モデリング』(アクチュアリー会)
の3冊です。
この3冊があれば数学の試験範囲は網羅出来るといってもいいと思います
ただ最初の2冊は少し難しいので、初めて確率や統計を勉強される方には
◆『明解演習数理統計』(共立出版)
もオススメです。
練習問題が多く、説明も分かりやいということで当社の受験者も多数使っている良書
ちなみに『モデリング』は絶対に必要(配点も20点)なので、アクチュアリー会で買うか取り寄せるかして必ず勉強してくださいo(^-^)o
ある程度基礎固めが出来たら、あとはひたすら
繰り返し過去問を解く解く
解く
私は8年分を5回+α(難問の復習)ぐらい繰り返しました。
過去問が完璧に解ければ本番の試験も全く怖くありません。
11月に2回目の模擬試験をします。
今度は本番レベル難易度の出題をしますので、それまでに過去問を解いて準備しておいてください(^-^)/
【補足1】
配布資料にも書いていますが確率や統計を大学で習ったことのある方は、先に過去問を解いて弱点を把握するのもいいと思います。
そうでない方も、出題傾向や問題の雰囲気を掴むために一度目をとおしてみてください。
【補足2】
教科書には範囲外の箇所もありますので、試験要領で必ず確認してください。
また、教科書の範囲では出題範囲となっていますが、実際にはほぼ出題されない単元もあります。(分散分析、大数の強法則 etc)
試験要領の出題範囲で確認できますので、過去問と見比べてみてください。
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第2回アクチュアリー道場まであと一週間です。
しっかり課題を解いて準備しておいてくださいo(^-^)o
次回は10月13日(火)に新入社員の青塚社員から、「確率」の勉強法やポイント等についてより具体的に書いてもらう予定です。試験勉強の参考にしてください。