(cache) 大分、剣道部顧問の教諭を停職 熱中症の救護遅れ死亡 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     
  • 大分、剣道部顧問の教諭を停職 熱中症の救護遅れ死亡

     大分県竹田市の県立竹田高校で8月、剣道部員の男子生徒=当時(17)=が部活動中に熱中症で倒れ死亡した事故で、県教育委員会は28日、生徒に体罰を加えた上、体調不良に気付かず救護措置が遅れたとして、顧問の男性教諭(47)を停職6カ月の懲戒処分にした。一緒に指導していた副顧問の男性教諭(42)も停職2カ月とした。

     小矢文則教育長は「熱中症に対する理解不足で、安全配慮義務に違反していた」としている。

     県教委などによると、顧問は8月22日、同校の剣道場で、休憩や水分補給をさせないまま約1時間半にわたり練習させ、ふらつく生徒に「演技だろう」と言って腰をけった。その後、壁にぶつかり倒れ込んだ生徒のほおを数回平手打ちした。

     その後も生徒の意識はもうろうとしたままで、飲ませた水を吐くなどしたため、ようやく変調に気付き119番したが、生徒は搬送先の病院で熱中症による急性心不全などで死亡した。

      【共同通信】