広島放送局

2009年12月28日 13時17分更新

中高生「大統領に折り鶴を」


核兵器廃絶の願いを託した折り鶴をオバマ大統領に届けようと、広島市の街頭で27日、中学生や高校生のグループが呼びかけを行いました。

呼びかけたのは、核兵器廃絶を訴えている県内の中学生や高校生のグループ、「中高生ノーニュークネットワーク広島」の10人です。このグループは、核兵器廃絶の願いを託した折り鶴をオバマ大統領に届け、大統領の被爆地訪問を促そうと活動しています。
27日は広島市中区の繁華街で買い物客らに折り紙を手渡し、鶴を折るよう呼びかけました。
グループによりますと、これまでに3万羽を超える折り鶴が寄せられたということです。
この日も呼びかけに足を止めた人たちが、その場で折り鶴を作って手渡していました。
グループの代表で高校2年生の金森雄司さんは「オバマ大統領にぜひ広島を訪れてもらい、核廃絶への思いを強くしてもらいたい」と話していました。