石川知裕衆院議員 特捜部、石川知裕議員を任意聴取 小沢氏団体「4億不記載」で小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年、政治資金収支報告書に記載していない4億円以上の資金を土地購入費などに充てた疑惑で、東京地検特捜部は27日、同団体の事務担当だった石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=を任意で事情聴取した。 特捜部は、土地購入に至る資金の流れや、その原資などについて詳しい説明を求めたとみられる。この疑惑で国会議員の聴取は初めて。 購入費をめぐっては、04年ではなく05年分の収支報告書に記載されたとして、石川氏や、西松建設の巨額献金事件で政治資金規正法違反罪に問われた陸山会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告(48)=公判中=ら計3人が規正法違反容疑で告発されており、特捜部は来年1月上旬に上級庁と協議、立件の可否を判断する方針だ。 特捜部は3人のうち、石川氏の後任として05年から事務担当を務めた小沢氏の元私設秘書を既に任意聴取。大久保被告については、年明けに任意聴取する方向で検討している。 【共同通信】
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