ド畜生掲示板

無題 - 島国@newマシン
2009/12/25 (Fri) 02:22:04
どもでぃす。
>何かを見て参考になるような物語の構造や戦略というのを分類整理分析は日常的にやってますね。
 しますよね。もはや性癖というか。
 何見ても、あーなるほどこういう仕掛けかと。
 だからといって自分が上手くやれるとは限らないのですが。やらずにおれぬという。
 皆さん、結構するようで俺ひとり変態じゃなくて良かったす。

>漫然と、楽しむでもなくこなすばかり
 これ不思議ですわ。本当に。楽しめなかったらゲーム制作なんていいこと一個もないので。

>る感覚を他の感覚から独立して扱うことができるというのは分裂症であって
 うはははは。そんな大層なものではないのですが。
 多分、みんなそれなりに優秀だったりしても、ゲームとかそういうところに特化した小技が足りない感じで。
 
>90年代辺りの方が見損ね且つ面白そうなものが
 確かに。
 あの頃は半端に脂が乗ってていい映画がありそうです。
 
>Angry Video Game Nerd
 今ほどニコ動で見てきました。
 なんか歌しか見つからなかったので、もーちょっと見てきます。
 いろんな人がいますねぇ。
押井の最高傑作 - kusakabe
2009/12/25 (Fri) 02:19:57
赤い眼鏡はLD持ってます。ご先祖様は総集編じゃない方がいいっすね。
無題 - 名無し
2009/12/24 (Thu) 23:18:02
Angry Video Game Nerdをご存知でしょうか?
海外のゲームレビュアーなんですが、島国さんの評価ルールと近いものがあると思うんです。
下品極まる言い回しはともかく、内容自体は 他人からはこう聞こえてますよ的な資料になるんじゃないでしょうか。
ニコニコ動画に和訳があるので、間が空いたときにでもご覧になってみてください。

この人の場合は、ショー的な部分を重視してルールを曲げることもよくやりますが(というか最近はそればかりですが;)
無題 - ノンフライ麺
2009/12/24 (Thu) 20:57:57
>普通の人は
マクルーハン読んだらわかりやすいと思いました。グーテンベルグの銀河系あたりで。
論理的分析的な、事象を並置していくやりかたっていうのは文字文化に高度に適応してないとできない、聴覚的空間=感情とかがモロに影響する主観的空間を廃した視覚的空間に適応していないとできないことであるという。

いわゆる普通の人は聴覚的人間(=部族的人間、主観的あるいは感情的人間)として生きているのでたしかに視覚的な活動(情動を廃して論理的に事物を扱う)ことは普通じゃないし、
事象を事象から切り出して扱うことができる、ある感覚を他の感覚から独立して扱うことができるというのは分裂症であって、そのような意味ではたしかに「病気」であるといえるという。ようなことをマクルーハンはかいてました。

逆にいわゆる「普通の人」はそのような聴覚的主観的人間であるわけなので、幼児性ナルシシズムをうまく満足させてやればいいカモになる(ハズ)なので、そのように扱っていけばないんじゃないでしょうか、と思いました。
無題 - 同業
2009/12/24 (Thu) 16:08:39
>分析
これはまぁ、一概にすればいいというものでもないですし、かといってしないのもどうかっていう。
とはいえ、
「感性重視のデザインだから、あえて分析はしないぜ!」だとか、
なんでもいいので根拠や論理と、それに基づく取捨選択をしてるかどうかが大事かなぁと思います。
といっても、これもある意味「分析」ですね。
逆にコネコネ考えず、分析しないで進もうっていう人には「なんで?」って聞いて止めてしまいますね。(そして大概は止まります。)

一見同じ選択でも、手が2手3手と進んだとき、
不幸にもリスク側に転がったときに晒す醜態が最小限で済むので。

そこは若い子と言わず、ゲーム業界と言わず通じる話だと思うんですが、
40過ぎてやれてない人もいるのが残念ですね。
「ゲーム作りたいと思ってるの?」って聞くと「はい」って言うんですけどね。

「働くことで収入、ひいては豊かな生活を得たい」っていう、
普遍的だけど贅沢な願望に加えて、
「さらに大好きなゲーム作りたいお!(できれば楽して)」なんていう我侭なオプションまで加えているわけで、
その時点で大変に業が深い職業だなぁ、と常々思います。
それだけにそれ相応のリスクも背負ってますし(特に豊かな生活という点に対して)。

にもかかわらず、漫然と、楽しむでもなくこなすばかりというのは、
ただただ「何で?」という思いです。

・・・島国さんがおかれたシチュエーションをよくわからずに、
その台詞から思い出された事を書いちゃいましたので、
論点がずれていたら申し訳ありません。
3000円DVD - めがきら
2009/12/24 (Thu) 13:27:53
全部確認しきれてないので2000年以降分だけだと

トレーニング・デイ
アンダーワールド
ミスティック・リバー

あたりですかねー。
90年代辺りの方が見損ね且つ面白そうなものがありそうな気もします。
無題 - かまやん
2009/12/24 (Thu) 13:15:33
>分析病
それベテランなら普通じゃないですかね。
コンビニの社員が他のコンビニ見ればあれこれ考えますし。
デザイナーが他の人がの作ったデザイン物見ればあれこれ考えますよ。
割と普通かと。
無題 - noon
2009/12/24 (Thu) 09:50:48
>えー。そーなの?
そうですよー。
まあ、プランナーさんなら、この映画はどこが面白いとか、このゲームはをこうやってるから面白いとか、
意識して分析したり、あるいは分析するよう教育される、というのは理解できますが。

>脳内で出来ることはコストタダなんだからもっと皆ガンガンやろうぜ。
金銭的なコストはかからないのですが、精神的なコストが高いのが難点なんですよね。
若い、というか経験の少ない人への対処という点では、遠慮しなくていいという環境づくり以外に、
実際に工夫したら楽になった(あるいは給料の時間単価が上がった)という経験がインセンティブになるかなと。
同感 - まろんふぃーるど
2009/12/24 (Thu) 08:45:21
>島国さんはね。分析病だから。

私もゲームプレイするとどうしても他のゲームと比較したり分析したりしています。

いつかたどり着けるだろう自分が思い描く夢のゲームを探すための目安にもなるとおもうのですが・・・。
分析病 - HIDE
2009/12/24 (Thu) 07:47:50
ドラマを作る仕事をしてる私も、何かを見て参考になるような物語の構造や戦略というのを分類整理分析は日常的にやってますね。
逆に自分で限界を感じるのは、そういうある種の分析では超えられない何か(情念と言ってもセンスと言ってもいい何か)をいかに作品に落とし込むかですねえ。
自分ではときおり分析しすぎてロジックで物を作りすぎているという反省があります。
優秀なクリエイターの諸先輩ってそういうロジックを軽々超えてくる発想を簡単にするんですよね。で、そういう人ってあんまり分析的に物見てなかったりして。若い人が「だから分析しなくていいんだ」ってのは違うと思いますが。おそら先輩方は「分析を無意識にしておきつつそれを忘れる」みたいな領域まで踏み込んでるのかもしれません。