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日韓併合100年を出発点に 小沢氏、韓国大統領と会談

2009年12月13日0時17分

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写真:会談する小沢一郎幹事長(右)と李明博大統領=12日、韓国大統領府(同府提供)会談する小沢一郎幹事長(右)と李明博大統領=12日、韓国大統領府(同府提供)

写真:小沢一郎幹事長(左)と李明博大統領=12日、韓国大統領府(同府提供)小沢一郎幹事長(左)と李明博大統領=12日、韓国大統領府(同府提供)

 【ソウル=牧野愛博、本田修一】民主党の小沢一郎幹事長は12日夜、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領とソウルの大統領府で会談した。同府によると、双方は日本が韓国を併合して100周年にあたる2010年が、日韓友好協力の新たな100年に向けた出発点になるよう人や文化の交流を積極的に進めることで一致した。

 また、日韓関係が北東アジア地域の安定と繁栄のためにも非常に重要だという点でも一致。民主党政権の下、日韓関係がさらに発展できるよう努力するとした。

 この日の会談は韓国側が「様々な懸案について最高実力者の小沢氏の考えを聞きたい」(政府当局者)と申し入れ、2人だけで会食をしながら行われた。大統領府は「関心事項について幅広く意見交換した」としている。

 これに先立って、小沢幹事長は来年の天皇訪韓について「韓国の皆さんが受け入れて、歓迎してくださるなら結構なことだ」と韓国メディアに語った。天皇訪韓をめぐっては李明博大統領が9月、「両国関係の距離感をなくし、終止符を打つ意味がある」と期待感を表明している。鳩山由紀夫首相は10月の訪韓の際に「簡単に『わかりました』と申し上げることができない」と語っている。

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