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民主との政策協力、共産が模索 「基本的立場」に明記

2009年7月16日22時42分

 「民主党中心の政権が成立する可能性が大きい」。共産党は16日、総選挙の結果をこう予測し、政策ごとに民主党と協力するかどうかを判断していく総選挙向けの「基本的立場」を発表した。献金問題などをめぐり自民、民主両党を「同質だ」と批判してきたが、民主党が大勝した東京都議選をふまえ、じわりとシフトしたようだ。

 発表した文書では、民主党内の改憲論や衆院比例定数削減方針に反対する一方、「一致点での協力を追求」と明記。労働者派遣法や障害者自立支援法の抜本改正▽後期高齢者医療制度の撤廃▽農家への所得補償▽米軍基地の縮小・撤去などを挙げ、「(自公両党による)暗黒政治への逆行を許さない」と強調した。(本田修一)

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