【北京=本田修一】民主党の小沢一郎幹事長は11日、訪問先の北京市内で梁光烈・中国国防相と会談した。小沢氏によると、小沢氏は「中国軍の近代化が強大化につながっていると心配する人が周辺国にいる」と指摘。梁氏は「日中の防衛面の交流が進んでいる。中国軍は大きな国境線と国土を守るものだ。理解を求めたい」と答えた。
小沢氏はこれに対し「ぜひ専守防衛で今後も国防政策を進めてほしい。中国軍の近代化、強大化により、日本でも中国脅威論の名の下に防衛力強化をする考えが根強いことを、中国軍にはぜひ頭に置いて欲しい」と語ったという。